- 2010
No. 観察日 観察地
観察時間
観察種{着色は初観察、(C)は声のみ確認}
Memo・写真(クリックで拡大)
Life
List
同行者
96 12/30 公園
(埼玉県)
8:30~13:00
カイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、オオタカ、チョウゲンボウ、オオバン、キジバト、カワラバト、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、オジロビタキ、ウグイス(C)、シジュウカラ(C)、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=33種
Memo 土曜の夜から友達ん家で泊まりで遊んでたので、睡魔に負けてヒメカモメをパスしましたが、幸か不幸か出なかったようで、とりあえずインフレ回避です。10年は出ない予定だったのですが、意外と早い再来でしたね。同一個体なのかな。さて、今年最後の鳥見は何処にしようか迷いましたが、最後までイヤーリストを増やしにオジロビタキを見に行きました。ましてオジロビタキは2006年からの連続記録が続いているので、尚更見ておきたい種です。ちょっとした勘違いで少し離れたポイントで待ち続けてしまい、お昼ごろようやく気づいて無事観察することができました。これで261種となり、2年連続での260+α(α>0)を達成しました。オジロビタキは第一回冬羽の個体で、餌付けされていました。最近は餌付けが問題視されることが多くなっていますが、餌付けという言葉も、人間界と自然界の隔離によって生み出されたものでしょう。本来ならば、人間の活動によって野生生物が餌を得るというのは当然のことでありました。例えば、田を耕すトラクターの後ろに集まるアマサギ、水揚げされた魚のおこぼれをもらうカモメなど、人間界は自然界の中で、自然界の一部を構成している存在として機能し、その活動は野生生物と密接に関わっていたのです。そしてそこには餌付けという概念なしの餌付けがあったのです。しかし、人間界と自然界の隔離、人間と自然が対極の存在として認識されるようになった現代、野生生物の生命維持に人間が介入することが特別視されるようになった、だからこそ餌付けという概念が登場したのです。餌付けが良くないのではありません。餌付けという概念自体を登場させてしまった現代の人間界のあり方が良くないのです。表面的に餌付けをやめたところでその根本にある価値観を変えなければ、結局何も変わらないと思います。
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95 12/23 早戸川林道
(神奈川県)
7:30~13:30
カワウ、アオサギ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ミサゴ、トビ、ノスリ、キジバト、アカゲラ、セグロセキレイ、キセキレイ、カワガラス、ミソサザイ、カヤクグリ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、ヒガラ、メジロ、エナガ、ウグイス、ホオジロ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、マヒワ、アカウソ(8+)、ベニマシコ(4+)、スズメ、ハシブトガラス
=35種
Memo 今年も残すところ一週間少々となり、イヤーリストも大詰めを迎えています。現在257、何としても260代に乗せたいところです。ということで、頼みの綱の早戸川林道を歩きました。歩き始めるとすぐにルリビタキを初認でき、林道のいたる所で姿を見ることができました。冬ですが、「ルリビタキだよ」という囀りを聞くことができました。基本的に囀りは繁殖期ですが、冬に縄張りを形成する種はその宣言に囀りを使うのでしょうか。地鳴きで十分な気もしますが囀りたい気分の時だってあるよな。しばらく行くとフィーという声、期待のウソ、しかも亜種アカウソでした。4~5羽の群れでした。アカウソは珍しく思われがちですが、決してそんなことはありません。珍しいのはベニバラウソです。しかもこの3亜種すべてが基亜種ではないというね。アカウソは腹が赤いのが特徴なんですが、個体差がありすぎて困ります。外側尾羽の白い軸斑もなかなか確認できない。もうアカウソはウソのシノニムでも構わないよ。何はともあれこれで258種です。さらに歩くと今度は地面近くから金属音、特防ががくっと・・ではなく259種目カヤクグリの登場です。日本固有種らしいシックな色合いが綺麗です。数羽見られました。橋を渡るとベニマシコ、クロジ、再びのアカウソなどが見られ、最終地点の橋に到着しました。下を見ます。あれっ、あいつがいません。去年はすんなり見れたのに。しばらく待つと、ゲッという声とともに飛んできて、潜水を始めました。カワガラスです。栗色の体に水滴が輝いて綺麗でした。無事260種達成したので林道を引き返しました。
 
94 12/18 印旛沼~浮島
(千葉県~茨城県)
7:00~16:30
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コブハクチョウ、ミサゴ、トビ、ノスリ、オオタカ、ハイタカ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、タイリクチュウヒ、チョウゲンボウ、オオバン、タゲリ、ヨーロッパトウネン、タカブシギ、コアオアシシギ、エリマキシギ、オオハシシギ(30+)、タシギ、セグロカモメ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ジョウビタキ(C)、サバクヒタキ、ツグミ、コジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ホシムクドリ(6)、ハシブトガラス
=37種(LL1種)
Memo 試験で好成績だったご褒美かどうかは分かりませんが、サバクヒタキが飛来してきてくれました。朝焼けで空が染まる頃の到着でしが、バーダーはほとんどいませんでした。サバクヒタキはすぐに姿を見ることができました。COLLINSによれば、内側の雨覆が淡色になるのが雄第一回冬羽の特徴で、今回の個体にもそれが認められます。顔の黒色と風切、尾羽等の褐色味から見ても雄の第一回冬羽のようです。サバクヒタキ類の種同定に有効なのが尾羽の黒色部で、日本産サバクヒタキ類では最も黒色部が大きい種になります。日本に飛来するのは中国西部で繁殖する亜種oreophila とされていますが、その辺りでは殆ど人を見かけないのでしょうか、あまり警戒心がありませんでした。どことなくシロビタイジョウビタキに似ているような気がしました。これだけ人が集まると鳥を追いかけまわす人がいて、マナーの悪さが問題視されていましたが、鳥を追いかけなければマナーが良いと勘違いしているカメラマンも多いのが残念です。お昼ごろに移動し、越冬シギチやホシムクドリなどを観察した後、チュウヒの塒入りを見ました。チュウヒは10羽程度見られましたが、半数以上は国内型でした。大陸型は、幼鳥が複数と雄成鳥が1羽見られました。ハイイロチュウヒ雄雌も飛びました。よく「ズグロチュウヒ」という名称を聞きますが、それはいったいなんなのでしょうか。大陸型のことなのか、大陸型の雄なのか、大陸型の雄成鳥なのか。亜成鳥は?、大陸型雄成鳥の頭の黒くないタイプは?。考えると本当に曖昧な言葉です。要するに、頭の黒い綺麗な個体を撮ることができれば、その年齢や個体のバリエーションは特に意識しないというカメラマン特有の発想が生んだものでしょう。識別・観察という行程を省くことで自身のカメラマン化を図りつつ、大陸型と認識できた自分はバーダー化しているという自己満足を得られる便利な言葉です。チュウヒ類は個体差が大きく、分類についてまだ議論されている種もいます。それを「ズグロチュウヒ」という一言で簡単に片付けてしまう"マナー"の悪さはどうなんですか。
367
93 12/12 彩湖・秋ヶ瀬
(埼玉県)
7:15~14:00
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ホオジロガモ、ハイタカ、チョウゲンボウ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、カワラバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=35種
Memo 日本で越冬する鳥、つまり冬鳥は、主にシベリア方面から南下してくるわけですが、その年によって、当たり年、はずれ年というのがあるようです。これは、繁殖地での繁殖成功率や、越冬地での気候・餌の状況により変わってきますが、さしあたり今冬はマヒワの当たり年と言って良さそうです。しかし、マヒワ以外の冬鳥、とりわけマヒワやウソといった鳥たちの音沙汰はあまり聞きません。これらはイヤーリストにまだ入っていないため、大変困った状況です。そんなアトリが数羽見られるとのことで、彩湖へさあ行こう、ということになりました。しかしマヒワは嫌になるほどいますが、アトリの姿は一向に見られず、せいぜい今季初認のベニマシコと2羽のホオジロガモが見られた程度でした。秋ヶ瀬にも行って見ましたがハイタカが上空を舞っただけで寂しい森でした。一時期はこの森のマヒワの群れにマヒワではないヒワが混じっているという噂がありましたが、真相はどうなのか。マヒワでも白っぽい個体がいるので、誤認の可能性もありますね。それにしても今年は誤認が多い。アメリカオオハシシギなんかもう呆れて笑うに笑えない。有名な人がアメリカだといった途端にその個体はアメリカになって、やっぱ違うと言った途端にただのオオハシに戻るんかい。もはやその個体の真実を置き去りにして、人間の勝手な価値観が一人歩きしている。なんで自分じゃ識別できないのに見に行くんだろう。だったらそこら辺にいるスズメをイワバホオジロだって言ってやるから撮ってろよ。それで満足なんだろうな、この騒ぎで右往左往している奴らは。
 
92 12/11
(神奈川県)
6:00~12:30
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コウライアイサ、カワアイサ、トビ、ミサゴ、ハイタカ、チョウゲンボウ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=34種
Memo 進路決定前最後の試験、後期中間試験が終わりました。今回は相当気合を入れたので、順位も期待できるはずなのですが、如何に?。で、前々から気づいていたんですが、今年はオシドリをまだ見ていなかったということで、見に行きました。いつもいるポイントなので、すんなり見ることができました。世界にオシドリ属はアメリカオシ、オシドリの2種しかおらず、北アメリカ大陸に分布するアメリカオシは一度絶滅しかけています。オシドリも日本近辺にしか生息していないので、貴重な存在です。他の生息地の中国や北朝鮮やロシアがまじめに自然保護をやるとは到底思えないので、日本が率先して保護に取り組むべきですね。でも環境省レッドリストではDDです。DDとは情報不足、要するに、「評価するだけのデータがないから、保護すべきかどうか分かりません。だからやりません。」ということです。オシドリの情報すら手に入らないなら何にもできないじゃん。その後、近くの川にコウライアイサを見に行きました。てっきりカメラマンがうじゃうじゃいんのかと思ったら誰もいないのでまた一人で撮りました。あんまり興味ないんですね。まあ、なんかコウライアイサにはエクリプスはないとか言ってる人々もいますから、そんなんで興味あると言われても困りますがね。コウライアイサ追っかけてる暇があったらもっと勉強しろよ。
 
91 11/28
(神奈川県)
5:30~11:30
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、コウライアイサ(1)、カワアイサ(3)、トビ、ミサゴ、オオタカ、チョウゲンボウ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、カモメ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=34種(LL1種)
Memo その姿に、思わずページをめくる手をとめた。9年前、小2の冬。買ってもらったばかりの図鑑、嬉しくて、ずっと眺めていた。そんな時、急に目に飛びこんできた。頭がボサボサ、鱗模様がとても綺麗だった。左上に「コウライ」という文字があった。コウライ?、よく分からなかった。でも、なんか凄そうなのはわかった。木曽川?、どこだ、それ以前になんて読むんだ。そんな感じだった、最初の出会いは。それから9年間、いつか見てみたいという思いは変わらなかった。そんな鳥が、地元に「降臨」した。どこか遠くの地で見るのかと思っていた。それがまさか家からすぐ近くに来るなんて。偶然か。必然か。とりあえず、奇跡、と呼べるのかもしれない。夜明けの光に照らされ、少しづつ川面が煌きはじめる。すると、アイサのシルエットが闇に浮かび上がった。が、すぐ飛び去ってしまい、朝霧が拒むように川面を覆い隠した。しばらくして霧は清澄な空気に溶けた。下流を見ると、カモの群れを見つけた。アイサだった。高まる鼓動を抑え、近づく。群れの中に1羽、小さいのがいた。脇の鱗模様、確信した、コウライアイサだ。遂に見てしまった、と思った。距離はどれくらいだろう、20mくらいか。餌を十分に食べたのだろう、カワアイサとともに寝ていた。1人だからか、全く警戒しなかった。途中から3人になっても警戒しなかった。オオタカが飛んできても動じなかった。しばらくは至福の時が過ぎた。が、その時間を引き裂くように轟くバイク音、聞きなれなくて驚いたか、飛び立ってしまった。今日の鳥見は、とても印象に残った。小学生の頃の気持ちを思い出させてくれたような気がした。そして、「思い」がこもった鳥見というのは、とても感動的だと思った。今、「思い」のこもった鳥見をしている人はいるのだろうか。情報によって画一化される行動に感情はあるのか。鳥と人との関係が希薄になっている。関係が深まるべき「鳥見」という行動を通して、という現実の皮肉。
366
90 11/21 板倉町
(群馬県)
8:00~13:00
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、トビ、オオタカ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、オオバン、クサシギ、タシギ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、コクマルガラス、ミヤマガラス、ハシボソガラス
=37種
Memo 今やサンコウチョウやサンショウクイも「カラス」になる時代ですが、古典的分類でいうところの「カラス」を見に行きました。いつも見られる田んぼ周辺を探すとすぐに大きな群れが見つかりましたが、探せど探せどミヤマonlyな状況が続き、予想外の展開に焦り始めた頃、逆オセロのように黒一色の真ん中に白が現れました。これで端を取ったら白一色ですが、端を取るだけの個体数はいなく、全部で3羽、内2羽が淡色型でした。途轍もない快晴で陽炎がメラメラで鮮明な画像は撮れませんでしたが、見たという事実が大事です。無事イヤーリスト250達成です。しばらく観察していると群れが分散してしまったので、猛禽観察に切り替えました。チュウヒやノスリは複数個体が見られ、ハイイロチュウヒ雌も一度飛びました。コチョウゲンボウの雄雌も観察することができましたが、雌は警戒心が薄いのに雄は警戒しまくりで、近づくことができませんでした。オオタカが飛んできてもモビングするのは雌で、雄はさっさと逃げました。雌は追い払った後、長時間電線にとまっていました。昨日のホシムクドリでもそうですが、鳥の写真を撮る人々は基本的に電線どまりを嫌う傾向があるようです。でも電線にとまるのは本来の姿であり、またそうでなくてはならないと思います。今の社会は、自然界と人間界とを切り離して考えがちです。しかし本当は自然界の中に人間界があるのだから、人間界の創造物は自然界の一部として存在し、機能しなくてはなりません。本来ならば人間の創造活動は自然界に利益を与え得るものです、本来ならば....。
 
89 11/20 稲敷市
(茨城県)
9:00~14:00
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ムナグロ、タゲリ、オジロトウネン(3)、ヨーロッパトウネン(2)、タカブシギ、クサシギ、コアオアシシギ、エリマキシギ、タシギ、ユリカモメ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ホシムクドリ(3)、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=33種
Memo 普通の高校は高2から文理別授業が始まるようですが、僕の高校では高3からなので、ちょうど今進路を決める時期です。どうしよう。そんなことより今はイヤーリストとの格闘ですので、ホシムクドリを見に行きました。ムクドリの群れはすぐに見つかりますが、いくら探せど混じっておりません。落胆していると、後ろから綺麗な声、振り向くと無事4年ぶりの再会を果たせました。電線大好きのようで飛んでも絶対に戻ってきます。飛び方がムクドリよりもスタイリッシュでさすがヨーロピアンテイストです。フライングキャッチでの採餌が主でしたが、ムクドリ科もやるんですね。ホシムクドリはヨーロッパ周辺が本来の分布域ですが、北アメリカやオセアニア、南アフリカで外来種として定着しているため、ムクドリ科の中では分布域が広い種です。一般に12亜種に分けられ、日本で見られるのはウラル山脈から西モンゴル、バイカル湖周辺に生息する亜種poltaratskyi です。外来種として定着しているのは基亜種vulgaris で、光沢の出方に違いがあるようです。そんなに順応能力に長けているなら日本に飛来する個体が日本に定着しても良いと思いますが、そこら辺はしっかりしているようです。やはり数千年の歴史の中で均衡が保たれるように調整された分布域は、人為的で無い限り簡単に拡大できるものではありませんね。
 
88 11/14 田園地帯
(神奈川県)
6:00~12:00
ダイサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、ムナグロ、タゲリ(12)、イソシギ、キジバト、カワラバト、コミミズク、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、セッカ、ホオアカ(4+)、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=30種
Memo 冬の貴婦人とも形容されるタゲリがそろそろ渡ってきている頃と思い、田んぼへ向かいました。夜明け前、薄暗い田園を舞うコミミズクを眺めながら太陽が昇るのを待ちました。しばらくして明るくなり、あちこちからタヒバリの地鳴きが聞こえてくるようになったので、捜索を開始しました。すぐに1羽を初認することができ、その後群れが合流して12羽になりました。タゲリは比較的身近な野鳥ですが、本当に綺麗な個体はなかなかいません。成鳥でも冬羽は上面に羽縁が出てしまうのです。夏羽が残る個体というのはなかなか見られるものではなく、いつかは喉の黒い完全夏羽を見てみたいと思っています。ススキにはホオアカの4~5羽の群れも見られました。今年はなぜかホオアカとコホオアカの誤認が多いですね。頭央線とか耳羽を囲む黒線とか、個々の具体に縛られて識別しているからだと思いますが、そんなことをしていると柔軟に対応できなくなり、全く別方向へ進んでしまうことがあります。もっと鳥自体を抽象として捉え、全体を醸成している雰囲気をつかみ取ることが必要です。明らかなホオアカなのにコホオアカとされてる、しかも"論理的"に裏づけされている例が目立ちます。ホオアカに頭央線をつけてもコホオアカにはならないし、コホオアカから耳羽を囲む黒線を消してもホオアカにはなりません。しかし具体に縛られるとこれらが成り立ってしまう。可哀相にカシラダカまで被害者になっています。抽象の喪失、具体に縛られることによって、論理に執着すればするほど非論理的になるというパラドックスを抱えこんでしまうのです。
 
87 11/13 水元公園
(東京都)
7:00~11:30
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ(2)、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、クイナ、オオバン、ハマシギ、ユリカモメ、キジバト、カワラバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ(50+)、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=33種
Memo 駅伝大会の打ち上げで遅く帰ってきたのにそれからSPECを見てしまい殆ど寝てない状況でしたが、先週のリベンジということで、マヒワが見られている公園へ行きました。今年はいろいろな所で観察されているようですが、当たり年でしょうか。到着早々カワラヒワの群れに遭遇し、確認していくと、マヒワが数羽混じっていました。アトリ類は混群を作りやすいので、この調子でヤッコヒワが混じってくれると嬉しいです。その後しばらくして今度はマヒワ50羽ほどの単群も見つかりました。「ヒワ」は漢字で書くと「鶸」で、確かに小さくて弱そうですが侮ってはいけません。最強レベルのややこしさを兼ね備えています。アトリ科やホオジロ科は、初列風切羽が9枚で、10枚が一般的なスズメ目の中では特殊です。nine-primaried oscineとも呼ばれていますが、科同士が近縁で、Weir et al. (2009)によりnine-primaried oscine内で属の移動がなされました。その結果、広義のアトリ科、広義のホオジロ科などが登場し、属、亜科、科の関係性がややこしくなりました。さらにIOCとBOUとAOUでそれぞれ対応が違うのでもう嫌になります。もはや弱鳥(ヒワ)ではなく強鳥(ゴワ)、てゴワいです。池には大量のヒドリガモがいて、その中にアメリカヒドリとの交雑個体が2羽いました。2羽は両種の形質の出現度に差がありました。まあ当然ですが。
 
86 11/07 公園
(神奈川県)
6:45~13:00
コサギ、カルガモ、トビ、オオタカ、クイナ(C)、キジバト、カワラバト、アオゲラ、コゲラ、カワセミ、ハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ(leucism)、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、アオジ、カシラダカ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=28種
Memo 動物の体色が白くなる原因は、白変とアルビノの2種類があります。白変とは色素の減少によるもので、アルビノはメラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患です。簡単に言うと、アルビノは病気ですが白変は健康です。白変かアルビノかを見分ける方法として有名なのが、目の色です。アルビノ個体は脈絡膜にメラニンがなく眼底の赤色が透けて見えるため、目が赤く見えますが、白変個体はそうではありません。今回観察できたジョウビタキは、目が黒いこと、全身ではなく部分的に白くなっていることから白変個体です。なぜ白変個体が生まれるか、昔は突然変異と考えられてきたようですが、爬虫類、哺乳類、鳥類など脊椎動物全体で確認されていることから、白変する遺伝情報は基本的な遺伝子であるとされているようです。これは、白色は氷河期に保護色となり、生命の維持には有利な形質であるためと考えられています。せっかく白変するなら翼の白斑が分からないように白変してくれれば良いものを、わざわざ白斑を残して白変するので、クロジョウビタキやシロビタイジョウビタキの可能性をゼロにされてしまいました。悲しいのでシロオビタジョウビタキということで。
 
85 11/06 秋ヶ瀬公園
(埼玉県)
7:30~14:00
アオサギ、カルガモ、チョウゲンボウ、キジバト、カワラバト、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ(C)、アカハラ、シロハラ、ツグミ、キビタキ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=27種
Memo 今の時期は、夏鳥の居残り組と旅鳥、先着の冬鳥がまとめて見られる時期ですが、当たり外れの大きい時期でもあります。ということで当たることを期待して、一ヶ月ぶりの公園へ行きました。目的としては、マヒワやアトリ、ツツドリ、マミチャジナイなとが挙がりますが、最優先はイヤーであるマヒワ、アトリです。とりあえず最近見られているポイントへ行くと、すでにカメラマンが探していましたが、鳥の姿はなく、しばらくして、奥のハンノキに降りるマヒワの群れを見かけました。これなら待っていれば来るかと思いましたが、全然来ない。諦めてツグミ類を探しましたが、マミチャらしき鳥は目撃されていたものの僕が確認できたのは眉斑がないやつばかりでした。時々アカハラの眉斑がある個体をマミチャと誤認している例があるのですが、本当にマミチャがいたのでしょうか。まあシロハラ上種4種はDNAの差異が2%以内、メボソムシクイやゴジュウカラの種内差異より小さいのですから似ているのはしょうがないです。とりあえずイヤーリストをまた一つ追加できたので良かったです。
 
84 11/03 多々良沼
(群馬県)
8:00~13:00
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン、コブハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、トモエガモ(2+)、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、オオタカ、ハヤブサ、オオバン、コチドリ、シロチドリ、ハマシギ、オジロトウネン(4)、イソシギ、アオアシシギ、キジバト、カワラバト、アオゲラ、コゲラ、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ(C)、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、オナガ(C)、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=46種
Memo 今年も残すところあと2ヶ月となり、イヤーリストも大詰めを迎えています。この時期はリストを見返して、穴を埋める作業に取り掛かるわけですが、なんとオジロトウネンをまだ見ていなかったことに気づきました。そういえば神奈川で出すと意気込んだきり見つけていませんでした。これはまずいと見に行きました。ジロネンを観察できる場所はいろいろとありますが、カモ観察というオプションを付けられる場所となると一つに絞られてきます。とりあえず最初に川のシギチポイントを覘くと、ちゃんといました。別に1羽でいいのに、4羽もいましたが、全個体成鳥冬羽でSTBのある幼鳥はいませんでした。ジロネンは英名も学名もテミンクが付いています。アフリカスナバシリやベニジュケイもそうですが、献名、つまり命名者がテミンクに敬意を表して名前を織り込んでいるそうです。テミンクはオランダの貴族で、ヨーロッパの鳥類研究に多大な貢献をしたようです。でも和名からは全く分かりません。ジロネンの他にはシロチドリやアオアシシギも見られました。その後なぜが1羽で泳いでいたマガンを適当にやり過ごし、沼へ着くと、カモ観察へ転換です。ざっと見ると良い感じの群れだったので、順光側に周り捜索しました。予感は的中し、トモエガモを見つけることができました。何個体かいた感じはしましたが、群れがオオタカに追われて飛びまくっていたので、雄1雌1までしか確定できませんでした。いつかはトモエガモの雄エクリプスを見てみたいですが、なかなか難しそうです。今季初認のハシビロガモ、オカヨシガモもいて、なかなか楽しかったです。
 
83 10/31
(神奈川県)
カイツブリ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナカガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワラバト、アオゲラ、コゲラ、カワセミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ(C)、シロハラ、ジョウビタキ(C)、シジュウカラ、アオジ(C)、カワラヒワ、ムクドリ、ハシブトガラス、(ワカケホンセイインコ)
=24種
Memo 台風14号は呆気なく通り過ぎ、海鳥屋には残念な結果になりました。なので2週間ぶりにカモ観察に行きました。前回はコガモしかいませんでしたが、今日はコガモの他、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロが見られました。ハジロ属の年齢識別はまだやめておくことにして、オナガガモは雄エクリプスが1羽のみだったので、ヒドリガモを中心に観察しました。ヒドリガモは中雨覆が見えやすいので、年齢識別は比較的簡単です。が、幼鳥の場合、雄の成羽が出ている個体は雄と分かるものの、出てない個体はまだ無理です。現段階では雌幼鳥を消去法でしか識別できないので、そこを克服したいです。カモ以外の冬鳥は今季初聴のジョウビタキくらいで、本格的な到来はまだのようでしたが、久しぶりにワカケホンセイインコを観察することができました。本来はインド、スリランカに分布してい鳥ですが、篭脱けとしてこの地に定着しているようです。温暖化が原因とか言われますがあれは嘘です。インコやオウムなどのオウム目は、最近の研究でハヤブサ目と近縁であることが分かったようですが、確かに似てますね。個人的にはサケイ目とも近縁であってほしいです。
 
82
81
10/24
10.10.23
戸隠森林植物園
(長野県)
アオサギ、カルガモ、アオバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ミソサザイ、アカハラ(C)、シロハラ、マミチャジナイ、ツグミ(C)、ウグイス、ムギマキ(3+)、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カシラダカ、イカル(C)、カケス、ハシブトガラス
=21種(LL1種)
Memo 小麦には春小麦と冬小麦の二種類があり、日本で生産されているのは殆どが冬小麦です。冬小麦とは晩秋に種を蒔き、初夏に収穫する小麦のことです。その麦蒔きの季節になると現れることから名付けられた鳥、ムギマキを見に戸隠へ行きました。一昨年は時期が早過ぎ、昨年は飛島でも振られ、3度目の正直です。戸隠奥社参道は吉永小百合の影響で観光客がいっぱいでした。植物園内を歩くとすぐに大砲の行列が見つかり、ムギマキの姿も難なく確認できました。動きが速いのでなかなか追いつけない、枝が混み合っている所ばかりに出る、人が多すぎて移動できない、という3悪条件の下、撮影には苦労しました。熟したツルマサキの実を食べていましたが、もう一つの目的のマミチャジナイは高い所を飛ぶばかりで実を食べには来ず、ムギマキの撮影に専念しました。濃橙色が光に輝いてとても綺麗でした。3~4羽見られましたが、明らかに雄と分かるのは2個体でした。ムギマキは4年で成鳥羽になるとされていて、年齢とともに黒味が増してきます。今回見れた個体は、1羽が成鳥夏羽、もう1羽が第3回夏羽くらいになるのでしょうか。ちなみに眉斑に関しては、明瞭かどうかが成幼の識別に有効なのか、それとも固体差の範囲として扱うべきなのか分からないので今回は考慮していません。また、雌タイプ個体のうち、撮影できた1個体については、雄の特徴である外側尾羽基部の白斑がないため、雌と思われました。が、眉斑の位置が若干淡色であるのが気になりました。完全な眉斑とまではいかないので無視できるレベルなのか、個体差として外側尾羽基部の白斑がない雄ということも有り得るのかは定かではありません。また、羽の位置関係により重なって白斑を確認できなかっただけということも考えられます。ジョウビタキ雌の白斑が隠れている写真を撮って、クロジョウビタキだーと騒いでる連中もいますからね。とにかくムギマキに限らず自然相手の識別は決定的なポイント、数学の公式のようなものがなく、あらゆる可能性を考えながら柔軟に考察していかなければなりません。それが面白さであり、難しさでありますが、せっかく数学を勉強している身からすれば、「微分積分による識別法」なんてのが発明されてほしいような気もします。果たしてそんなのができたら識別できる人は増えるのか、減るのか。
365
80 10/17
(神奈川県)
6:00~10:00
カイツブリ、コサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、カワラバト、アオゲラ(C)、カワセミ、キセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、オナガ、ハシブトガラス
=15種
Memo そろそろカモが渡ってきている頃だと思い、池の様子を見に行きました。が、なんとコガモしかいません。まあ今日の目的は種類ではなく年齢識別なのでいいのですが。さて、コガモの年齢識別はまだまだよく分かりません。先割れ尾羽以外での識別練習となりましたが、曖昧なままで、とりあえず居た個体すべての上面パターンを撮影しときました。インターネット上でもカモ類の年齢識別に関するページは非常に少ないので専門の図鑑を買う必要があるのでしょうが、日本の図鑑にはそのようなハイレベル図鑑はないので、どうしても洋書になってしまいます。コガモとアメリカコガモの識別点すら載っていないのですから。日本の図鑑が海外の図鑑より遅れていることは有名ですが、その原因は、日本鳥類目録にあります。ほとんどの図鑑が日本鳥類目録に準拠して編集されていますが、その日本鳥類目録が最新の第6版でも10年前のものなので、古い分類のままなのです。第7版がいつ出るのか知りませんが、欧米レベルまで追いつくことを期待します。
 
79 10/16 低山
(神奈川県)
7:00~13:00
トビ、オオタカ、キジバト、カワラバト、アオゲラ(C)、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、クロツグミ、シロハラ、キビタキ、エゾビタキ、コサメビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、ホオジロ(C)、ムクドリ、ハシブトガラス
=20種
Memo 今季はまだサメビタキ属をエゾビタキしか確認していないという寂しい状況だったので、また山に登ってきました。別にミヤマヒタキやムナフヒタキなどの大物を期待しているわけでもなく、サメ&コサメが見れれば良いのですが、山頂広場にはヒタキ類の姿が一切ありません。いつも通り水場で待つことにしました。すると、ツグミ類の声がたくさんします。この時期だからマミチャジナイかと思いましたが、どうも声のトーンが違います。しばらく林の中を飛び交う影を目撃しましたが、種の同定には至らず、ようやく枝にとまった姿を確認でき、クロツグミだと分かりました。4〜5羽いるようでしたが、雄若や雌ばかりでした。奥の水場に降りましたが、暗くて被るので証拠写真でした。マミジロでも混じってると嬉しかったのですが、なかなかそうはいきません。ヒタキはエゾビタキが中心でキビタキも雄2雌3くらい居ました。リュウキュウキビタキが別種となった昨今、キビタキだからといってうかうかしていられません。リュウキュウキビタキが混じっていないかチェックしないといけません。雄は楽ですが、雌は面倒くさいです。そしてやっとコサメビタキを見ることができましたが水場に来ることもなく飛び去りました。サメビタキは出ず、ムシクイ類もゼロでした。出が悪いおかげで寝不足が解消できました。
 
78 10/15 河川敷
(東京都)
8:30~13:00
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ(albino)、キジバト、カワラバト、コシアカツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=20種
Memo 那覇空港に着いて、携帯の電源を入れた途端にメールが届き、白いチョウゲンボウが出ているとのこと。が、修学旅行4日間ですっかりその存在を忘れてしまい、家に帰ってきて医龍3を見てたら思い出し、金曜の代休を利用して行ってきました。フィールドに到着すると平日にも関わらず大勢いて、人気の程をうかがわせました。しかし、肝心の主役はなかなか現れず、群で飛ぶコシアカツバメを見ながら暇な時間を過ごしました。寝不足だったので寝ようかと思い始めたその時、ようやくの登場です。オーストラリアカワリオオタカの白色型とかいう面白いジョークまで流れ始めたそうですが、紛れも無いチョウゲンボウでした。てかカワリオオタカって種分化しませんでしたっけ?。で、問題は、白い原因です。動物が白くなるのは、白変とアルビノの2種類があります。白変とは色素の減少によるもので、アルビノはメラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患です。両者の識別方法として有名なのが、目の色です。アルビノ個体は脈絡膜にメラニンがなく眼底の赤色が透けて見えるため、目が赤く見えますが、白変個体はそうではありません。このチョウゲンボウは、一見目が赤くありませんでしたが、光が当たったり、プラス補正で撮ると赤く写りました。どの程度の赤さでアルビノと言えるのかという基準が定かではありませんが、まあアルビノなんでしょうね。実際どっちでもいいですけど、アルビノの方が希少価値は上がります。視力が弱く、餌を十分に捕ることができなかったり、紫外線に対する抗力が無かったりで生存率が下がるからです。これからも元気で生きていってほしいです。
 
77
~
74
10/14
~
10.10.11
沖縄本島
(沖縄県)
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ササゴイ、カルガモ、トビ、イソシギ、シギsp.(A)、シギsp.(B)、リュウキュウキジバト、ツバメ、リュウキュウツバメ、リュウキュウヒヨドリ、タイワンシロガシラ、イソヒヨドリ、オキナワシジュウカラ、ムクドリ、スズメ、リュウキュウハシブトガラス
=20種
Memo 高校の修学旅行で約1年ぶりの沖縄本島へ行ってきました。修学旅行初日は、平和記念公園~ひめゆりの塔~ガマ、2日目はダイビングとカヤック、3日目は万座毛~城跡~米軍基地~戦跡、4日目は首里城~国際通りを周りました。基本的に鳥見はしなかったので、上記のリストは、鳥自らが僕の視界に入ってきた種です。イソヒヨドリは五月蝿いぐらいに何処でも鳴いてるし、シロガシラもギャーギャー騒いでいました。リュウキュウツバメはしっかりとリュウキュウだと確認できたわけではないのですが、かなりの個体数のツバメsp.を見たので、その中に混じってるだろうという推測です。修学旅行のノリで記録書いちゃってるのでしょうがないです。あと、ササゴイも適当です。カヤック漕いでる時に遠くをササゴイ系の鳥が飛んだのですが、翼は白くなかったのでアカガシラではなく、タカサゴクロサギは可能性低いのでササゴイにしました。近々そこら辺でタカサゴクロサギでたら検討し直します。泊まったカヌチャベイリゾートはとても豪華で、楽しい修学旅行になりました。
 
73 10/02 秋ヶ瀬公園
(埼玉県)
7:30~12:30
ダイサギ、オオタカ、チョウゲンボウ、アカエリヒレアシシギ、カワラバト、アリスイ、コゲラ、カワセミ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ(2)、エゾビタキ、セッカ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=22種
Memo 今年もなんだかんだでもう二桁の月に突入してしまいました。まさに「光陰矢のごとし」です。10月最初の鳥見は久しぶりの秋ヶ瀬です。とりあえず池へと急ぎました。抜けていないことは確実だったのですが、やはり姿を見た時は嬉しかったです。3年ぶりのアカエリヒレアシシギ、3度目の観察ですが、個体数でいうと100羽以上は見ています。羽ばたきが変でおそらく翼を損傷しているものと思われましたが、活発に池を動き回って採餌していました。猛禽類に襲われなければ当分は生きるでしょう。頭頂前方部が白くなっていました。これは成鳥冬羽の特徴なのですが、固体差の範囲としてスルーして、幼羽から第一回冬羽へ換羽中ということで良いのでしょうかね。ちょっと迷いました。アカエリ観察の後は、ヒタキ類を探しましたが、今年未見のサメビタはおらず、エゾビタすらいないという悲惨な状況だったので、ノビタキを見に行きました。朝は5羽いたという話でしたが、見られたのは2羽だけで、代わりにアリスイが遠方に確認できました。森へ戻るとエゾビタが回帰していましたが、それ以外はダメでした。帰った後サンコウチョウが出たらしい…。今年はもうイヤーに入ってるので別にいいや。
 
72 09/22 低山
(神奈川県)
7:00~12:00
オオタカ、コジュケイ、アマツバメ、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ガビチョウ、クロツグミ、キビタキ、エゾビタキ、センダイムシクイ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、イカル、ハシブトガラス
=20種
Memo 体育祭の振り替え休日2日目は、毎年恒例の山に登ってきました。水場に到着してしばらく待つと、奥の方で何かがゴソゴソ動いています。確認すると、なんとクロツグミでした。神奈川では初見です。雄の若でしたが、ろくに写真も撮れないまま飛び去ってしまいました。その後は、キビタキ雄雌、エゾビタキが観察できましたが、期待していたサメビタキは見られず、毎年観察できていたコサメビタキすら見られませんでした。毎年驚異的な誤認率を誇るサメビタキですが、今年は例年に比べて少し低く、4割程度のようです。キビタキ雌との誤認が多いのは相変わらずです。一つの特徴点だけで識別しようとするから誤認が起きやすくなるわけで、もっと多角的な観察が必要です。ムシクイ類は水場では観察できなかったものの、広場でセンダイを1羽確認しました。いきなり頭央線を見せびらかしながら出てくる優秀な個体でした。昼近くになり、いきなりキーコーキーコー鳴り始めたので、音のするほうを見ると、若いイカルでした。ここでイカルを見るのは初めてでした。どこかの学校で運動会をしていたようで、放送を聞きながらの鳥見でした。玉入れしてたので小学校でしょう、懐かしい。
 
71 09/21 河口
(神奈川県)
7:00~11:00
オオミズナギドリ、カワウ、コサギ、カルガモ、トビ、メダイチドリ、キアシシギ、オオソリハシシギ、コシジロオオソリハシシギ、ウミネコ、カワラバト、ハクセキレイ、ツバメ、イソヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=17種
Memo 分布域が広い種は、いくつかの亜種に細分されることが多く、オオソリハシシギもその例に漏れません。アラスカからシベリア、スカンジナビアにかけて繁殖するこの鳥の場合、一般に3亜種に分かれるとされます。日本に飛来するのはアラスカ産亜種baueriですが、この亜種の他に、「コシジロオオソリハシシギ」と呼ばれる亜種の記録があります。昔はこの亜種はlapponicaと表記されていましたが、分類の変動があり、現在ではmenzbieriとなっています。両亜種とも腰が白いのが特徴の一つとして挙げられますが、その白さに違いがあります。真っ白なlapponicaに対して、黒斑のあるmenzbieriは、baueriとの中間的存在と言えます。日本で記録がある「コシジロオオソリハシシギ」は、中間的特徴を持った亜種となるわけですが、腰はbaueriでも白っぽいものがいて、下背が白いかどうかを確認する必要があります。また、「コシジロ」と名が付くので、どうしても腰・下背等の上面に目がいってしまいがちですが、翼下面が白っぽく、腋羽の黒斑が少ない(完全な無斑だとlapponica)などの特徴もあるので、それらを合わせて観察することが大切です。オオソリハシシギの亜種についてはまだ各亜種ごとにどの程度の固体差・バリエーションがあるのかということが明確になっていない段階なので、今後の研究に期待したいと思います。
 
70 09/20 葛西臨海公園
(東京都)
6:45~13:00
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、バン、コチドリ、アカアシシギ(4)、ツルシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、セイタカシギ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、キジバト、カワラバト、カワセミ、ツバメ、ハクセキレイ、エゾビタキ、エナガ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=31種
Memo 日本一とも言われる体育祭が終わりました。まあ1000万注ぎ込んでいればそれなりにはなりますが、残念ながらどの部門も優勝はありませんでした。打ち上げ+片付けで疲れきっていましたが、下の池にいるシギの足が大幅に赤くなったようなので行ってきました。擬岸へ直行すると、すでに観察窓は埋まっていました。しかも会話を聞いていると、ツルシギとアカアシシギの識別が曖昧な人たちに占領されているようです。これが葛西が嫌いな原因なのですが、幸いにも皆様が狙っていらっしゃるツルシギと僕の狙いのアカアシシギが別方向にいてくれたのでどうにか撮れました。空気の読めるアカアシには感謝です。そのうち窓が空き始めツルシギも撮れました。ツルシギとアカアシシギ4羽はいずれも幼鳥なのに、ツルシギには夏羽が少し残ってるんだそうですよ。アカアシは飛ぶと白い次列風切が綺麗でした。今までは最高で2羽までしか同時に見たことが無かったので、4羽もいるのが新鮮でした。ついeurhinus を探してしまいます。しばらく観察した後、公園西側を周ってみました。秋の小鳥類を期待しましたが、エゾビタキ1羽を確認しただけでした。なぎさは行楽客がたくさんいたのでパスし、鳥類園のセンターから東なぎさを観察しましたが、特になし。上の池にはコガモが飛来していました。擬岸に戻るとまた定員オーバーだったので帰りました。
 
69 09/12 田園地帯
(神奈川県)
5:45~13:00
ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、チュウサギ、カルガモ、トビ、バン、コチドリ、ムナグロ、トウネン、タカブシギ、クサシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、オグロシギ(3)、イソシギ、チュウジシギ(3)、タシギ、セイタカシギ、キジバト、カワラバト、ツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ(C)、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=30種
Memo 今年最後?のジシギ探索へ行きました。最初の水溜りでアオアシシギを観察できましたが、休耕田は水がなく、ジシギもなかなか見つかりません。とりあえず最近オグロシギが見られているという田んぼへ移動しました。3羽いましたがどれも幼鳥で、第一回冬羽への換羽が最も進んでいた個体は、足の関節が腫れていました。感染症でしょうか、病気には詳しくないので良く分かりませんが、歩行に支障はなさそうでした。警戒心が少なく、至近距離で観察でき、3年前のコムケ湖並でした。オグロシギは、ヨーロッパ産の基亜種limosa からシベリア産の亜種melanuroides が独立しましたが、いまだに識別点が分かりません。亜種islandica はどうなったんですかね。ヨーロッパ産オグロシギのほうが大きく、嘴も長いみたいですが、旧亜種間レベルの差なので、個体差を考えると難しそうです。islandica がいなければまだいけたかもしれませんが。日本への飛来の可能性もゼロではないと思うので、もっと調べないといけませんね。オグロシギ観察中にはチュウジシギが何度か飛びましたが撮れず、コアオアシシギがいるという田んぼへ移動しました。が、逆光でとても撮れる状況ではないので、別の田んぼへ移動しました。そこでしばらくヒバリシギを見ていると、なんと先ほどのコアオアシシギが飛んできました。オオタカでも出たのでしょうか。順光で距離も近かったので良かったです。最後に寄った田んぼではセイタカシギ、アオアシシギ、クサシギを観察することができました。セイタカ撮影に飽きたので畦を見ると、チュウジシギがぽつりと佇んでいました。尾羽広げるまで待とうと思ったら、早々に引っ込んでしまいました。
 
68 09/11 三番瀬
(千葉県)
7:30~13:00
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ミヤコドリ、ハジロコチドリ、メダイチドリ、シロチドリ、ダイゼン、トウネン、ヨーロッパトウネン、ハマシギ、ミユビシギ、キアシシギ、オバシギ、コオバシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ウミネコ、コアジサシ、キジバト、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ
=25種
Memo 台風の置き土産は数日間見られていないようなので、あまり期待せず4ヶ月ぶりの三番瀬へ行きました。到着すると、満潮にもかかわらず浜辺はカメラマンで賑わっていました。シギチは杭の上で待機していましたが、やはりスプーンの姿はなく、コオバシギ幼鳥などを確認するにとどまりました。しばらくして干潟が現れ始めると、メダイチドリの小群を皮切りに、各種が渚を飛び交いました。なかなか降りませんでしたが、オオソリが降りたので安心したのか小型シギチがまとまって降りました。今日の現実的目標であるヨロネンを探すと、すぐに見つかりました。一年前も見た、足の悪いヨロネンです。飛び跳ねながら移動するので肉眼で分かります。なのでトウネンとヨロネンの識別点がここでは足の怪我になってしまっているのが少々問題です。ヨロネンの生命力にびっくりしましたが、羽がある鳥類にとって足の損傷は他の動物に比べハンディが低いのでしょう。サルハマシギも見られているとのことで探しましたが見つからず、代わりに朝のコオバシギを見つけました。2羽で行動していることが多く、現地ではコオバシギ2羽だとも言われていましたが、もう1羽は小さめのオバシギ幼鳥でした。2個体ともサブターミナルバンドが綺麗でした。白い羽縁はコオバシギのほうが明瞭に出ていました。オバシギは近年数が激減しているらしく、絶滅危惧種に指定されたようです。いつかオバシギを100人が囲む日がくるのでしょうか。最後にハジコチを見つけて帰りました。
 
67 09/04 田園地帯
(神奈川県)
5:30~10:00
ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カルガモ、コガモ、チョウゲンボウ、バン、タマシギ、コチドリ、タカブシギ、ヒバリシギ、トウネン、イソシギ、タシギ、オオジシギ、ジシギsp.(4)、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=26種
Memo 前期期末テストが「終わった」ので、ジシギ探索に出かけました。段々と秋らしい空気になってきましたが、まだまだ暑く、田園は辛いです。探索を始めるとすぐに何羽も確認できましたが、ほとんどがタシギで、チュウジシギと思われる固体も確認しましたが飛ばれてしまい確定には至らず、針は落ちていませんでした。ジシギは諦めて他のシギチを観察すると、ヒバリシギやタカブシギが目立ち、トウネンの姿もありました。しばらくして、田んぼの一角に人だかりができているのを見つけ、もしや針が落ちていたかと思いましたが、聞くとタマシギとのこと。他に撮るものもないし、一応 Snipe だからジシギだと言い張ればジシギなので、撮影することにしました。 Painted-snipe 、つまり塗られたジシギ、英語ではジシギは無色扱いのようです。ところで、BoEA では painted と snipe がハイフンで繋がっているのですが、COLLINS では繋がっていません。これはどっちが正しいのでしょうか。
 
66 08/24 田園地帯
(神奈川県)
5:00~8:00
ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カルガモ、コチドリ、ヒバリシギ、タカブシギ、クサシギ、オオジシギ、キジバト、カワラバト、ツバメ、ハクセキレイ、セッカ、ガビチョウ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=20種
Memo ただでさえ酷暑で集中力のないのに、lim(h→0)とかma=Fとかを相手にしていると頭がおかしくなるので、早朝だけ鳥見に行きました。いつもは8時半に起きて9時から勉強するわけですが、4時に起きて座間の田圃を周ると8時半には帰ってこれるので、勉強時間は削られません。でもこの観察記録を書いてる時間は・・・・・などと考えないようお願いします。最初の休耕田にはヒバリシギとコチドリが1羽ずつ確認できましたが、イヤーであるクサシギの姿は見えず、移動しました。昔セイタカシギがいた辺りを周ると、休耕田を何枚か発見、シギチが集まっていました。そこにはクサシギの姿も見られ、2羽いました。その他にはタカブシギ2羽とコチドリ2羽、さらにはジシギがいました。飛翔姿だけでしたが、白線が出ていなかったことからタシギではなく、かなりでかくて重そうな飛び方、低い声だったのでオオジシギでしょう。シベリアとコグンカンの活躍もあり、今日のクサシギで236となりました。昨年同月比+6と好調です。この好調を試験にも出せればいいのですが。
 
65 08/21 田園地帯
(神奈川県)
6:00~10:30
ゴイサギ、ササゴイ、コサギ、チュウサギ、カルガモ、トビ、バン、コチドリ、ムナグロ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、キジバト、カワラバト、コゲラ、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=23種
Memo そろそろチュウジの季節か、まだ早いかもと思いましたが、他のシギチの状況も気になるので、県内の水田を周りました。休耕田がないと騒がれている茨城と違い、もともと少なかった神奈川は変化ないか逆に多いくらいです。最初の休耕田ではキアシシギ2羽を確認し、次いでムナグロの10羽ほどの群れも見ましたが、期待していた、というか今年こそ地元で見ると意気込んでいたオジロトウネンは見られず、予想外はソリハシシギだけでした。干潟で見ることが多いソリハシが水田にいるというのはあまりしっくりきませんが、今の時代、塩を含んでいるかどうかを選んでいる余裕はないのでしょう。ソリハシはXenus 属ですが、なかなか面白い体型をしていて、スタンス的にはTringa 属とActitis 属の中間のような感じです。ちなみにXenus属は1属1種です。でも、このXが読みづらいな.....というのはCMのパクリですが、本当に読みづらいです。学名の読み方って統一されていないみたいですね。アメリカとイギリスの学者が同じ学名言っても通じないとか?。イギリス英語は厄介です。first floor は2階になってしまいます。ということは、イギリスでfirst summer と言うと第2回夏羽、だと面白いんだけど。
 
64 08/15 都市公園
(神奈川県)
6:30~9:00
カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワラバト、ツバメ、ヒヨドリ、ガビチョウ(C)、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス
=10種
Memo 夏休みも後半になりましたが、宿題がないので気が楽です。そのせいでほぼ毎日出かけてしまって、疲れがたまっていますが、キンクロハジロが繁殖していると聞いては、その疲れも吹っ飛びます。ポイントは市街地の中にある小さな公園の池、こんな所で繁殖しているのかと半信半疑ながら行ってみると、雌のキンクロハジロが中洲にいました。よく見てみると、足元に小さな黒い塊がちょろちょろしています。まだ食われてなかったと安堵しながら待つと、しばらくして雛が単独で泳ぎだしました。カルガモの雛より一回り小さいですが、尾羽はすでにハジロ属独特の形状を呈していて、潜水もお手の物でした。最初は雛は3羽いたそうですが、今日は1羽でした。9日に生まれたらしいので、6日経過しています。よっておそらく第二幼綿羽になるのでしょう。雛が泳いでいる時に中州で動く黒い塊を目撃したので、2羽いる可能性もありました。親と一緒に行動することもありましたが、ほとんど単独行動でした。これがキンクロの本来の姿なのか、餌付けが関係しているのかは定かではありませんが、餌付けに起因しているのなら外敵に襲われやすい環境を作ってしまっているので止めるべきです。親鳥の方は、時期的に夏羽から冬羽への換羽中と思われます。完全換羽なのですが、羽はほとんど生え揃っていたので終わりの段階ですね。北海道だと少数が繁殖するようですが、関東では初めてらしいので、見られて良かったです。
 
63 08/13 銚子~稲敷
(千葉県~茨城県)
6:30~14:30
ウミウ、コグンカンドリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、コチドリ、ムナグロ、トウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、タカブシギ、エリマキシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、オオハシシギ、チュウシャクシギ、オオジシギ、ウミネコ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ツバメ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=37種(LL1種)
Memo 太平洋からの軍艦が銚子港へ入港したらしいので様子を見てきました。いつもなら寄港しても一瞬ですが、今回は長引く荒天で足止めをくらったようで間に合いました。霧の中、遠くにいるのをちらっと確認しただけですが、あのシルエットは見る者を圧倒します。あまり羽ばたかないのに速いという神業でした。まだ若いのようで、頭部は白く、脇には白帯がありました。日本で記録があるグンカンドリ類は、オオ、コ、シロハラ(クリスマス)の3種ですが、グンカンドリ類の幼鳥の識別方法は確立されておらず、広く知られている腋の白帯もあくまで傾向であり、白帯があるオオも普通にいます。クリスマスの白色部が五角形を形成するというのはどうなったかよく知りませんが、とりあえず白帯があるからと言って安易にコと識別するのは避けるべきです。日本での記録はコが多いですが、繁殖地から考えて迷行しやすいのはオオであり、誤認が含まれていると思われます。現段階では、嘴の長さ、翼開長を比較できないと何とも言えません。今回の個体は、前日観察された方が、ウミネコと一緒に写っている写真から翼開長を計算し、コの個体差範囲内として問題ないと判断されているため、コグンカンドリとしています。朝で抜けたようなので、昼前から知り合いの方と一緒に茨城の水田を周りました。休耕田が少なく、シギチとの距離が遠かったり、逆光だったりで、撮影には向きませんでしたが、それなりに種類は確認できました。 あと、コグンカンは撮れなかったので絵です。
364
62 08/08 田園地帯
(神奈川県)
6:00~10:00
カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、バン、コチドリ、イソシギ、オオジシギ(1)、キジバト、カワラバト、ツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=21種
Memo "ジシギ"は抜けてしまったようで、無理して行っといて良かったです。というわけで、今季3回目 (4回目?) のジシギ探索へ行きました。渡り途中でもディスプレイフライトしてくれると有難いのですが、そういうわけにもいかないようで、大人しく地面に佇んでいました。ようやくの初認です。今年は個体数が少ないのでしょうか。尾羽を広げるのを待つのは面倒くさいし、オオジであることは一目瞭然なので、5分ほどの観察で探索を再開しました。が、結局この個体しか見つからなかったので、もう少し粘っていれば良かった気もします。まだジシギが尾羽を開いたところを一度も見たことがないのです。いつになったら見れるでしょうか。今年は休耕田がどこも少ないようなので、ジシギメインでやろうかと思います。珍ジシギはいろいろといますが、現実的な目標として、とりあえずはハリオです。
 
61 08/03 田園地帯
(茨城県)
9:30~13:00
ダイサギ、アオサギ、コチドリ、タカブシギ、キアシシギ、アオアシシギ、シベリアオオハシシギ、キジバト、ツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオセッカ、オオヨシキリ、コジュリン、スズメ、ムクドリ
=17種
Memo 偶然というよりは時期的なものかも知れませんけど、シベリアは夏休みに合わせてきますね。2年前も夏休みでした。週末まで待つほど我慢強くはないので、休耕田へ急行しました。汗だくになりながら到着すると、アオアシシギと共に採餌する姿がありました。先着の皆様は車からの撮影でしたので近づきにくかったのですが、心優しい方が車を徐行して走らせてくれて、その影に隠れながら一気に近づきました。最終的には乗せてくれました。ありがとうございました。迷行するのは殆どが幼鳥で、今回も例外ではありませんでした。でも、成鳥冬羽よりはマシだと思います。前回より近い距離、しかもマドガラスがいなかったので、鮮明に観察できました。エリマキシギの体にオオジシギの顔をつけて嘴を引っ張った感じの、間違えようのない容姿は、やはりオオハシシギ属の中でも特異な存在のようで、分類が迷走してきたようです。2回か3回ブレています。今の民主党政権みたいです。ミズカキチドリと同じ種小名だけあって、水掻きが特徴的です。Semipalmated Snipe という英名もあるようですね。Dowitcher ではなく Snipe にするセンスが素晴らしい。上面の笹模様も綺麗でした。NTに指定されている希少種を再び観察することができて良かったです。また2年後の夏休みに会いましょう、いや、できれば春に真っ赤な夏羽で。
 
60 08/01 県南
(神奈川県)
7:00~14:00
ダイサギ、コサギ、チュウサギ、アマサギ、カルガモ、トビ、タマシギ(♂1・♀1)、コチドリ、ケリ、キジバト、カワラバト、アオバズク(ad2・juv2)、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カラワヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=21種
Memo 2週間ぶりに田園を捜索しました。狙いは2週間前と同じオオジシギです。畦などを捜索し続けること数時間、遂に見つけました、カルガモを。オオジはいませんでした。もうちょっと探し続けても良かったのですが、暑い中歩き回ることに飽きてきたので、動かずにすむタマシギへ移動しました。が、こちらもダメなようで、お会いした方がアオバズクに行くというので同行しました。田園とは打って変わって日陰で涼しく撮影できました。雛は高い木の上で並んでいて撮りにくかったです。再びタマシギへ戻ると、しばらくして雌がどこからか飛んでましたが、すぐ隠れてしまいました。その後は草の影で動く番を断続的に観察できましたが、草刈りが入って無理そうだったので帰りました。しかし、夕方大サービスだったらしいですね。暑い中待つ気力がない。最近日焼けがやばいのです。
 
59
~
54
07/30
~
07/25
九州北部
(大分県・福岡県・
佐賀県・長崎県)
カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、ハイタカ属sp、コジュケイ、シロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、ダイゼン、トウネン、ハマシギ、コオバシギ、オバシギ、キリアイ、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、ウミネコ、カワラバト、カッコウ、ホトトギス、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ホオアカ、イカル、スズメ、ムクドリ、カササギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=42種
Memo 家族旅行で九州北部に行きました。鳥見はあまりできませんでしたが、種類的にはまあまあ見れて、イヤーリストを増やすことが出来て良かったです。
 
53 07/22 照ヶ崎
(神奈川県)
10:00~14:30
ウミウ、ウミネコ、キョクアジサシ、アオバト
=4種 (LL1種)
Memo 贈り主は誰だか分かりませんが、最高の誕生日プレゼントが届きました。手違いで座間からちょっと南にズレたようなので、急いでとりにいきました。着いた時には遠いテトラポッドの上で休んでいましたが、時々飛んで餌を捕っていました。しかし、狩りの成功率は高くはありませんでした。しばらくするとすぐ近くの岩場に降りましたが、その後はずっとテトラポッドでした。あまりにも警戒心がないようなので、近づいてみると、触れるくらいの距離で、赤嘴、短足、長尾などの特徴が観察できました。北極と南極、計8万キロを旅していれば、人なんて見かけませんから、トウゾクカモメのほうが何十倍も怖いでしょう。幸いにも外傷は認められませんでじたが、羽は脂が乏しく、パサパサしていました。さらには頭部の黒色が頭頂で脱色?していて、冬羽への換羽中にしては不自然なので、栄養バランスが悪いとも考えられる個体でした。北極⇔南極を旅するので「キョクアジサシ」、なかなかいい名前だと思いますが、英名は Arctic Tern 、つまりホッキョクアジサシです。ナンキョクアジサシがいる以上はホッキョクアジサシにした方がつり合いがとれて良かったと思います。さて、どうやらこのプレゼント、実は南極行きのようですが、果たして無事届くのでしょうか。来年の誕生日はさらなるものを期待しております。ヒガシナあたりが良いかと。
363
52 07/19 県西
(神奈川県)
6:00~8:30
アオサギ、カルガモ、キジバト、カワセミ、ヒメアマツバメ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、キセキレイ、イソヒヨドリ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス
=13種
Memo 本当に嫌になるような猛暑ですが、朝ならまだ涼しいかと思い、朝一でコシアカツバメを見に行きました。ポイントには巣がたくさんありましたが、去年の巣を再利用しているので、どれも見覚えのある形です。部分的に色が変わっていて、若干リフォームしたであろう巣も見受けられました。別名トックリツバメとも言われますが、ここのは発展系トックリ型がほとんどでした。コシアカツバメについてはまだ成幼の識別に自信がありません。一見成鳥に見えるような個体が餌をねだる仕草をしていたり、褐色味が強い固体なのに尾羽は長かったり、成鳥なのに換羽中のためか尾羽が短い個体などが入り混じっていて、結構迷いました。腹が白いかどうかも見ながらの慎重な識別になりました。しかしこれは日本産亜種japonica での話であり、モンゴル方面に分布する基亜種daurica は成鳥でも腹は褐色味があるので、仮に飛来したらややこしくなりそうです。一つの巣からはスズメが出入りしていました。おそらくスズメに乗っ取られたのでしょう。ツバメより飛来の遅いコシアカは乗っ取られやすいのかもしれませんね。
 
51 07/18 田園地帯
(神奈川県)
6:15~9:00
ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、カルガモ、タマシギ、コチドリ、ケリ、キジバト、カワラバト、ツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=17種
Memo 引き続きの夏空ですが、こういう日に一番行ってはいけないのが田園のような日陰のないところです。ということで田園へ行きました。狙いはタマシギです。というのは嘘です、オオジシギです。もう第一陣はやってきているようなので、片っ端から畦を見て周りました。しばらくすると人が集まっているのを見つけオオジがいるのかと行ってみましたが、残念ながらタマシギでした。しかも雄でしたが、イヤーなので嬉しかったです。丁度草刈りが行われていて、草の影に隠れたりしていました。奇抜な模様が特徴的で分かりやすいタマシギですが、オーストラリア産亜種が独立したオーストラリアタマシギRostratula australis は酷似しているので、仮に日本へ飛来しても気づかないでしよう。ナンベイタマシギは名前こそタマシギと付くものの、Nycticryphes 属で模様も結構違うので大丈夫です。近くではケリが群で観察できましたが、ちょっと数が少なかったのが気になりました。
 
50 07/17 照ヶ崎
(神奈川県)
6:30~10:00
オオミズナギドリ(1000++)、ウミウ、ダイサギ、トビ、キアシシギ、ウミネコ、アオバト(100+)、カワラバト、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ハシブトガラス
=14種
Memo 梅雨が明けた途端にカンカン照りの夏空ですが、めげずにアオバトを見に行きました。やはりここに来ないと夏っていう感じがしませんね。到着すると既にアオバト観察の方がたくさんいて、岩場に飛来するのを待っていました。しばらくすると、数十羽の群れでやってきました。実は戸隠で声を聞いているのでイヤーではないのですが、姿を見るのは一年ぶりです。今日は合計で100羽前後観察することができました。海上にはオオナギの大群が、比較的岸に近いところで飛び交っていたので、ボソナギでもいないかと思いましたがいませんでした。ところで、高一の生物の授業でNa+/K+-ATPアーゼ(ナトリウムポンプ)について勉強した時に、アオバトが海水吸引に来るのはこのせいではないかと思って調べたら、その説が有力らしいですね。ナトリウムポンプは細胞膜にあり、イオンを輸送するタンパクです。細胞内のNa+を細胞外へ出し、細胞外のK+を細胞内に取り込みます。アオバトはカリウムを多く含む果実を主食としているため細胞外のK+が多くなります。K+濃度は細胞内を高く保たなければならないので、K+を能動輸送により細胞内に取り込む必要があります。そこで、ナトリウムポンプを機能させるためにNa+を摂取するのです。Na+は拡散により自然に細胞内に入ってくるので、それを出して、K+を取り込みます。でも冬はNa+を摂らなくても大丈夫なのでしょうか。
 
49 07/10 九十九里浜
(千葉県)
9:30~13:45
オオミズナギドリ、ダイサギ、チュウサギ、シロチドリ、キョウジョシギ、ミユビシギ、オバシギ、オオソリハシシギ、ウミネコ、アジサシ(10+)、コアジサシ、ハジロクロハラアジサシ(ad2・juv4)、クロハラアジサシ(ad4)、キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス
=21種
Memo 明日から海水浴が始まるということで、今日が最後のチャンスです。到着すると、既に鳥見の方が多数いて、状況を聞くと期待鳥2種は出ているとのことで、安心しました。しばらくコアジサシの群れを見ていると、真っ黒な羽が目立ちすぎる個体を発見し、慌てて近づいて撮影しました。ジロクロは5月末にも印旛沼で成鳥夏羽を観察していますが、今回は数mで観察することができました。いつも第一回夏羽個体と行動を共にしていました。しばらくすると飛び立ってしまい、見失いましたが、今度はクロハラが2羽で降りていました。一年ぶりの観察なのでとても嬉しかったですが、ジロクロに人気を取られてしまっているようです。個人的にはシックな色合いが好きなのですが。その後もジロクロとクロハラが交互に出て、結局、ジロクロは成鳥2幼鳥4、クロハラは成鳥4いて、ヌマアジサシ類が10羽も一度に見られました。ヌマアジサシ類は、全長はコアジサシ程度なのに、翼開長はアジサシ並にあるので、飛ぶと迫力があります。そもそも全長というのは当てにならないので、肉眼で見る時の感覚は重さで比べた方が分かりやすいです。例えば、コアジサシ(22~28cm)は47~63gであるのに対してクロハラ(23~29cm)は64~70gです。クロハラのほうが大きく見える=重量感があるのが分かると思います。しかし、日本の図鑑には重さなんて載っていません。欧米の図鑑にはちゃんと載っています。と思ったら、BIRDS OF EAST ASIA には載っているが COLLINS には載っていない・・・・・・。
 
48 07/04 高原
(静岡県)
9:30~14:00
トビ、クマタカ、キジ、ヤマドリ、キジバト、カッコウ、ホトトギス(C)、ヒバリ、アカゲラ(C)、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカモズ(2)、クロツグミ(C)、キビタキ(C)、ウグイス、セッカ、メジロ、ホオアカ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス
=26種
Memo どっかの馬鹿のせいで、アカモズの観察場所が無くなりかけているので、自力で探すことにました。到着早々上空をクマタカが舞っていました。上空は白く霞んでいる上に遠いので写真が撮れなかったものの、イヤーなので嬉しかったです。その後も捜索すると、モズ系の鳥がいましたが、残念ながら高原モズでした。が、それから10分して無事アカモズを発見しました。去年は見られなかったので、2年ぶりになります。幹線道路の歩道からの撮影なので、農家や、口蹄疫の被害が危惧される牧場経営者の方には一切迷惑がかからない状況と判断して撮影しています。今日は農道に1ヨクトメートルたりとも入っていません。アカモズは番のようで、雄が雌に給餌する姿も見られました。時期的に繁殖は終わっていそうてすが、2番子でも産むのでしょうか。BIRDS OF EAST ASIA によれば、亜種superciliosusは 「sometimes split as Japanese shrike」 とのことです。他の亜種はユーラシア大陸に分布するので、DNA的にも差が大きいのでしょう。高原ではその他にホオアカやヤマドリが見られました。ヤマドリは8年ぶりでしたが、一瞬前を横切っただけです。0.6秒くらいの出来事でした。前見てて良かった。
 
47 06/27 利根川下流域
(茨城県)
7:30~13:00
ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、レンカク、コチドリ、カワラバト、オオセッカ、オオヨシキリ、セッカ、コジュリン
=11種
Memo 照り付ける陽射しの中で、その高貴な姿を必死にカメラで追った20年前の夏が蘇る感動的な再会....という予定でしたが意外とあっさりと中1以来4年ぶりに再会できました。しかも前回より全然近いです。が、前回の蓮田と違って今回は休耕田だったので、背景が悪く、特徴である長い足指も水の中というちょっと残念な場所でした。なかなか上手くいきませんね。カメラマンは50名程いましたが、やはり2回目の人が多いようでした。左足の外側の指がありませんでしたが、餌はしっかり捕れているようで、安心しました。雨覆に幼羽らしき羽が残っていて、最初は第一回夏羽的な個体かと思いましたが、帰ってからシギチの専門サイトで調べると、これは縞模様のある冬羽で、つまりこの個体は成鳥夏羽のようです。あと、三列風切羽は換羽しないらしい。やけに磨耗していると思ったら、冬羽だったというわけです。尾羽が短い個体でしたが、じっくりと観察できて良かったです。レンカクは一妻多夫で、育雛は雄が行います。このような繁殖形態は、氾濫の危険性が高い場所が分布地である種で発達しており、タマシギなどもその例です。レンカクの雛は生まれてすぐに歩行、水泳、潜水までこなしてしまいます。すごい。
 
46 06/26 東京都
8:00~11:45
キジバト、アオバズク、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス
=10種
Memo 夏の風物詩となっている鳥はいろいろといますが、アオバズクもその一種です。今年も飛来しているということで行ってきました。抱卵中の雌を確認し、雄を探すと、寝ている姿を見つけました。さっそく撮影しましたが、カラスやオナガの声が聞こえると起きるぐらいで、なかなか動きがありませんでした。が、しばらくすると、飛んで場所を移動したので、寝始める前に何枚か撮影することができました。アオバスク Ninox scutulata は、日本では亜種japonica と亜種totogo の2亜種が確認されています。totogo は琉球諸島から台湾にかけて分布していますが、台湾にいるアオバスクでも渡りをする個体群は亜種japonica の可能性があるようです。そしてここからが重要なお話です。今年2月、IOCが、亜種japonica と亜種randi を独立させ、それぞれN.japonicaN.randi とすることを決めました。この結果、日本で見られる2亜種はN.j.japonicaN.j.totogo となりました。簡単に言うと、両亜種の種小名がscutulata からjaponica に変わっただけですが、IOCでの決定なので、このHPでも種アオバズクの学名はN.japonica とします。
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45 06/22
(神奈川県)
7:30~11:30
トビ、カワラバト、ホトトギス(C)、アオゲラ(C)、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、オオルリ、キビタキ(C)、ウグイス、ヤブサメ(C)、サンコウチョウ(2)、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス
=20種
Memo 文化祭の振り替え休日だったので、サンコウチョウを見に行きました。オオルリやキビタキ、ヤブサメの声で賑やかな林道を歩いていくと、昨年の営巣ポイントに到着しましたが、鳥見はゼロ。しばらく巣を探しましたが見つからず、後から地元の人に聞いたら今年は到着が遅くまだ営巣していないらしい。サンコウチョウは雄雌両方確認することができましたが、雄は撮影することができず、雌もワンカットのみでした。やはり営巣していないとデジスコでは狙いにくいです。しかし、今日は雌の囀りを聞くことができたのが収穫でした。サンコウチョウ以外にもツグミ科の数種やオオルリなどで雌の囀りが記録されています。サンコウチョウは3亜種に分けられ、日本では夏鳥として本州に飛来する基亜種atrocaudata と南西諸島に生息する亜種illex の2亜種が記録されています。日本での記録がない亜種periophthalmica はフィリピンに生息しています。atrocaudata は東南アジアで越冬するので、渡りの時につられてperiophthalmica が飛来してきてもいいような気もするのですが、そこら辺はしっかりしているようです。ちなみに、S-A分類では、拡張されたカラス科に入ってます。
 
44 06/13 相模川
(神奈川県)
6:30~12:30
カイツブリ、カワウ、ササゴイ(2)、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、コジュケイ、キジ、コチドリ、イカルチドリ、イソシギ、キジバト、カワラバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ガビチョウ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス
=34種
Memo アオバトから酒匂川のササゴイというコースを考えていたら、天気が微妙だったので、アオバトを取りやめて相模川のササゴイにしました。実はまだ相模川産ササゴイを撮影したことがなかったので、とりあえずいそうな所を探しまくりました。そしたら、やたらに個体数が多い一角があり、無事撮影することができました。川幅が狭いので酒匂川より近いですが、警戒されやすいのが難点です。ササゴイは亜種がやたらと多く、30程度存在しますが、最近は亜種アメリカササゴイvirescens が独立して、ササゴイの亜種だったanthonyibahamensisfrazari が種アメリカササゴイに編入されたみたいです。これでササゴイ属は1属1種グループから離脱できました。
 
43 06/12 小見川~笹川
(千葉県)
9:30~13:00
カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、チュウサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、キジ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ウグイス、オオセッカ(30)、コヨシキリ(5)、オオヨシキリ、セッカ、コジュリン(3)、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=28種
Memo 日本固有であるオオセッカを見に行きました。えっ、オオセッカは中国にもいるぞ、と思った方、その通りです。亜種pryeri が日本固有亜種になります。大陸の亜種は体色が薄いです。全世界で2500羽と言われていますが、それは2亜種での合計なので、日本産亜種に限定するとさらに絶滅の危険性が増します。しかし、利根川下流域は個体数が多く、小見川〜笹川間で30羽程度見ました。これ以上開発が進まなければ一安心といったところでしょうか。2年ぶりに聞く特徴的な囀りが懐かしかったです。「セッカ」という名は一説によると「せっかち」に由来しているそうですが、オオセッカはあまり「せっかち」ではないようで、警戒心の弱い固体では数mで撮影できました。オオセッカを撮っていると、コヨシキリ、コジュリンの囀りも聞こえてきて、とても賑やかな河川敷でした。特にコヨシキリはオオセッカ同様2年ぶりだったので嬉しかったです。オオヨシを観察する時はブトオを気にしなければなりませんが、コヨシはコヨシでイナダがいるので、なかなか気が休まりません。めざすはコクリュウコウ。なぜアムールにしなかったのか謎。
 
42
41
06/06
06/05
戸隠森林植物園他
(長野県)
カイツブリ、カルガモ、キジバト、アオバト(C)、カワラバト、アカゲラ、コゲラ、カッコウ、ツツドリ(C)、ホトトギス、アマツバメ、ツバメ、アカショウビン(C)、コルリ、アカハラ、サンショウクイ、ミソサザイ、ヒヨドリ、キビタキ、コサメビタキ、ウグイス(C)、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、メジロ、アオジ、ノジコ、カワラヒワ、スズメ、ニュウナイスズメ、ムクドリ、コムクドリ、オナガ、ハシブトガラス
=36種
Memo (6日)4時起きで鳥見を開始しました。さすがに朝は鳥が多く、イヤーであるコルリがいたる所で囀っていました。しばらくして、2年ぶりに聞く琉球訛りのないキョロロローが聞こえてきたので、そちらの方へ向かいました。が、森の奥の方で鳴いていて、姿も見せる気配がありません。まあイヤーリストのシステム上、声の確認でいけるので問題はないのです。アカショウビンがダメそうだったので、他を捜索しました。が、今年はクロツグミの囀りが全く聞こえません。春先の天候不順が影響しているのでしょうか。それでもイヤーは増え、ヒガラ、コガラ、カッコウ、ツツドリ、アオバトがリストに入りました。11も鳴くかと期待しましたが、鳴きませんでした。帰りはまさかの大渋滞でした。ちなみにイヤーリストの中間報告ですが、6月が始まったばかりの段階で、昨年の6月末より12種増の208種となっており、好調ですが、昨年7月の沖縄旅行による大幅な増加にどこまで追いつけるかが課題です。
Memo (5日)2年ぶりの戸隠へ、イヤーリストを増やしに行きました。午前中に山の麓のフィールドへ寄ってからだったので、園内を歩き始めたのは14時を過ぎたころでした。そのためか鳥影は少なく、静かでした。といっても、"戸隠での鳥影が少ない=神奈川での鳥影が多い"であり、サンショウクイ、ノジコ、ニュウナイ、コジュウカラなとなど、一気にイヤーが増えました。昨年よりノジコとアオジの囀りの識別が可能になったので、せっかく探したのにアオジだったというタイムロスがなくなり、その分をサンショウクイの撮影にまわすことができました。その結果、サンショウクイを写真に収めるという今回の最大の目的が初日で達成できました。しかも巣立ち雛というなかなかレアな個体で、給餌を観察することもできたのでとても嬉しかったです。サンショウクイは3年前に2代前のカメラで一枚撮っただけでした。ちなみに、最近の分類ではサンショウクイとリュウキュウサンショウクイはそれぞれ種として独立する傾向にあるようです。このことを知った時は、奄美でリュウサン見といて良かったと思いました。逆に言うと、リュウキビとイシジュウを見なかった後悔もありますが。で、第二目的の眉以外が黒い鳥と、第三目的の全身赤い鳥は明日へ持ち越しとなりました。
 
40 05/30 印旛沼
(千葉県)
8:30~13:30
カイツブリ、カワウ、モモイロペリカン、サンカノゴイ、ヨシゴイ、ダイサギ、チュウサギ、マガモ、カルガモ、トビ、キジ、オオバン、チュウシャクシギ、ハジロクロハラアジサシ、コアジサシ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=27種
Memo ちょうどサンカノゴイを見に行こうと思っていたら、ジロクロも観察されているとのことで、期待大で印旛沼へ行きました。先着の方からまだサンカノは飛んでいないと言われたので、ヌマアジサシポイントへ向かいましたが、ジロクロの姿はなく、コアジがのんびりと飛んでいるだけでした。気を取り直してサンカノゴイに戻ると、田んぼに出ていましたが、飛んでしまい、撮れず。しばらく待っていると右側から飛んできて、そのまま左へ飛び去りました。繁殖場所が数箇所あるようです。成田直通の環境破壊線が完成してしまったようですが、サンカノは健在のようで安心しました。さっさと羽田をハブ空港にして成田を水田に戻せばいいのに。ヨシゴイは頻繁に飛び、オオヨシキリは常時3羽はいる感じで賑やかでした。正午を過ぎて、そろそろ帰ろうと思い、最後に沼全体を確認すると、なんとジロクロが奥の方で飛んでいるではありませんか。慌てて沼の反対側へ向かいました。着くと、そこは干潟のような感じになっていました。飛び込めないで困っているコアジサシたちを尻目に、昆虫も食べられるジロクロはツバメと一緒に飛び回って干潟の上に発生している虫を食べまくっていました。さすがはヌマアジサシ、カエルまで食べますからね。沼の食を知り尽くしています。しばらくすると満腹になったのか姿が見えなくなったので、引き上げました。
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39 05/29 相模川
(神奈川県)
7:00~10:30
ダイサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、カルガモ、コジュケイ(C)、キジ(C)、イカルチドリ、キジバト、カワラバト、ハクセキレイ、ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメ、ヒバリ、ヒヨドリ、モズ、カオグロガビチョウ、シジュウカラ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=28種
Memo 水分子を多量に持っていそうな物体が空に浮かんでいましたが、試験明けに家にいるのも嫌なので、イヤー稼ぎにアマサギを見に行きました。数日前から家の周りで毎年恒例のテッペンカケタカが聞こえるようになったのでそれも期待しましたが気配なく、アマサギのいると思われる水田に到着してしまいました。しかしアマサギは一羽見かけたのみの寂しい結末でしたので、少し分類のお話を。日本鳥類目録ではアマサギは、Bubulcus ibis の亜種coromandus となっています。が、欧米の分類では、日本産アマサギはBubulcus coromandus となっており、ヨーロッパ産アマサギから独立しています。2種の大きな違いは、夏羽の時にオレンジ色になる部分です。ヨーロッパ産のアマサギは頭頂と飾り羽のみがオレンジ色になります。つまり、日本産の方が綺麗という珍しいパターンです。アマサギを観察した後、歩いていると見慣れないオーラを放つ鳥がいて、慌てて確認すると、なんとカオグロガビチョウでした。遂に地元にまで分布が広がってきたようです。僕は外来種であっても、野生下で個体群が維持されている、日本への自然飛来の可能性が0ではない、分布が局地的ではない等のいくつかの条件を満たす鳥はライフリストに入れているのですが、カオグロカビチョウの場合、分布が微妙なラインなのです。でもガビチョウは入れてるのにカオグロを入れてあげないのは可哀想なので入れちゃいましょう。その代わりワカケホンセイインコを抜くので合計は変わりません。
362
38 05/08 公園
(神奈川県)
6:30~12:30
ツミ、キジバト、カワラバト、ヒヨドリ、コゲラ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、ムクドリ、ハシブトガラス
=10種
Memo オナガがツミに寄生することはよく知られていますが、その理由は、天敵のカラスをツミに追い払ってもらうためです。しかし、ここのオナガは、自らカラスに攻撃をしかけていました。だったらツミに寄生する必要がないような気もするのですが、ツミ+オナガ軍団のスーパーセキュリティシステムなのでしょう。オナガは隔離分布種として有名で、日本周辺の他に、遠く離れたイベリア半島にも分布しています。ユーラシア大陸の東西両端に生息しているわけてすが、今まではオナガCyanopica cyanus として一括りにされていました。しかし、近年のDNA解析により、イベリア産とアジア産は種レベルで区別されるようになり、イベリア産はCyanopica cooki として独立種扱いになる傾向があります。イベリア産は、尾の先端の白斑が無いのが特徴で、COLLINSの絵もそうなっていますが、学名はなぜかCyanopica cyanus のままです。BIRDS OF EAST ASIA ではスプリットされているのですが、この差は何なのでしょうか。1997年にジブラルタルで45000年前のオナガの化石が発見され、個体群として隔離されていた状況が大昔から続いていることが明らかなので、スプリットを躊躇う事例でもないような気がするのですが。
 
37 05/05 水田地帯
(茨城県)
6:00~14:30
カワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、オオタカ、キジ、バン、コチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、トウネン、タカブシギ、ウズラシギ(2)、ツルシギ(5)、キアシシギ、オオハシシギ(2)、エリマキシギ(1)、チュウシャクシギ、タシギ、ツバメチドリ(4)、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ツバメ、モズ、ツグミ、オオヨシキリ、セッカ、コジュリン、カワラヒワ、コムクドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=37種
Memo 真っ黒になるまで粘ってから行ってきました。前日にはツバメチドリも観察されたとのことで期待大でした。とりあえず越冬メンバーに会いにいきましたが、お留守のようでしたので、ツルシギを探しにいきました。が、こちらも空振りで、まずいと思いながら一昨年ウズラシギを見たポイントまで足を延ばしましたが、何もいませんでした。しかし、ここから巻き返しです。戻ってみると、越冬組が帰ってきていて、夏羽の綺麗なオオハシシギとエリマキシギ雌成鳥が観察できました。その後ツルシギの所へ行ってみると、ほどなくして換羽中の一羽が飛んできてくれました。しばらくして夏羽も飛んできて5羽になりました。去年はこの時期飛島に行って見ていなかったので2年ぶりでした。ツルシギを撮っているとツバメチドリが戻ってきたと連絡が入り、急行すると上空をアジサシのように飛翔する4羽のツバメチドリの姿を確認できました。4羽同時に見るのは初めてでした。しばらく飛び回って採餌していましたが、少し離れた場所に降りたようなので行ってみると、土の上に降りているのが確認できました。しばらくすると、あまりに暑かったのか、水田に移動して水浴びをしていました。水田にいるツバチはとても新鮮でした。「BIRDS OF EAST ASIA」には、extralimitalとしてニシツバメチドリが記載されています。嘴の赤色部分が大きい、次列風切先端が白い、尾羽が長い等の特徴がありますが、今回観察した4羽はいずれも当てはまらないタダツバチでした。ツバメチドリが混じっていたムナグロの群れにはウズラシギも2羽観察でき、コムクドリも見られ、イヤーを稼げました。
 
36
35
05/04
10.05.02

(神奈川県)
7:00~14:00
オオタカ、コジュケイ(C)、キジバト、カワラバト、アオゲラ(C)、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(C)、ビンズイ、ヒヨドリ、ガビチョウ、アカハラ(亜種アカハラ)、イソヒヨドリ、ツグミ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ(C)、エゾムシクイ、シジュウカラ、メジロ、クロジ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=32種 (LL1種)
Memo 最近は海方面ばかりで、夏の小鳥に全然会っていなかったので、山に行きました。到着時からキビタキ、オオルリが綺麗な声で囀っていて、少し上って行くと、センダイムシクイやエゾムシクイの声も加わり、賑やかになりました。ヤブサメも鳴いていたので、少し粘ってみると、初めて?姿が見られました。実はヤブサメは、小学生の頃、庭に飛来したことがあるのですが、その時はウグイスだと思っていました。そして、数年前に写真を見返したら「ヤブサメじゃん」ということになり、ライフリストに入れてないけど見てるシリーズに加盟していたので、本日をもって脱退できます。その後はキビタキやオオルリを観察しました。2日後、ヤブサメのろくな写真が撮れなかったので、リベンジしてきました。ここで繁殖するようで、雌が巣材を一所懸命に集め続けていましたが、雄は囀っているだけでした。あと50年くらいしたら聞こえなくなるかもしれないので、今のうちにたくさん聞いておきました。それにしても尾が短く、足が長く見え、バランスが悪すぎです。体型的にはミソサザイに似ている感じもすると思っていたら、「しまさざい」という古名があるようです。「さざい」はミソサザイ、「しま」はシマアジの「しま」と同じ意味、つまりミソサザイに似た鳥というわけです。ヤブサメ属は、ヤブサメ、ティモールヤブサメ、ボルネオヤブサメの3種から成り、アジア固有の属といえます。ヤブサメという名は囀りが雨のように聞こえるからですが、そういえばアジアは雨が多いですね。
361 -
34 05/01 谷津干潟~三番瀬
(千葉県)
7:00~14:00
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、バン、ダイゼン、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、ミユビシギ、オバシギ、コオバシギ、キアシシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、セイタカシギ、ソリハシセイタカシギ、クロトウゾクカモメ、ユリカモメ、セグロカモメ、アジサシ、コアジサシ、カワラバト、ハクセキレイ、ツバメ、オオヨシキリ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス
=34種 (LL1種)
Memo 昨日の昼休みに連絡をもらい放課後直行したかったのですが、閉館に間に合わないので今日になりました。落鳥しないようにという願いは通じたようで、センターに問い合わせるとまだ生きてますとのこと。開館時刻の9時を待ちました。9時になり、高すぎる入館料を仕方なく払い、ガラス窓から干潟を見ると、草むらに蹲るクロトウゾクカモメの姿がありました。トウゾク、オオトウゾクに続いて3種目のトウゾクカモメ科でしたが、降りているところを見るのは初めてでした。右の翼と足を怪我しているようでしたが、干潟を歩いて採餌していました。さすがに盗賊する元気は無いようです。トウゾク類は暗色型から淡色型までバリエーションがあり、識別には尾羽が重要ですが、換羽中だったりして当てにならないことも多いです。嘴の周りが淡色という特徴がありますが、この個体はあまりその特徴が出ていませんでした。トウゾクカモメ類は、大型(Catharacta )と小型(Stercorarius )で属を分ける分類と、全ての種をStercorarius とする分類があり、COLLINS等メジャーな欧米図鑑では後者になっています。しばらくクロトウを撮っていると、三番瀬でアボセットが近くで撮れるという連絡を受け、急行しました。長靴に履き替えずにそのまま干潟に突っ込みました。アボセットはまだいてくれて、だんだんと距離を詰めていき、20mほどで撮れました。前回は遠くて羽の状況が良く見えなかったのですが、今回の観察で成鳥ではなく第一回冬羽だということが分かりました。残念。アボセッツは独特の採餌方法で干潟を歩き回ったり、寝たり、ユリカモメが飛んでも動じず、自由に行動していました。しばらくして飛び去ってしまったので、他のシギチを観察しましたが、お目当ての鳥はおらずコオバを撮って帰りました。
360
33 04/29 銚子
(千葉県)
7:00~14:00
シロエリオオハム(3)、オオミズナギドリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ハシビロガモ、スズガモ、クロガモ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、キョウジョシギ、チュウシャクシギ、ハイイロヒレアシシギ(4+)、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、ミツユビカモメ、カワラバト、ツバメ、ヒバリ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=33種
Memo 昨日はシロとクロで盛り上がったようですが、今日は間をとってハイイロに行きました。到着するとすぐに海上を飛び交う小群を見つけ、期待できそうだと思っていたらすぐそこの水溜りにいました。あいにく夏羽は不在でしたが、換羽中の個体と冬羽の個体計4羽を観察することができました。近くでじっくり観察できたのは初めてでした。2年ぶりだったので嬉しかったです。アカエリも探しましたが見つかりませんでした。アメリカも探しましたがいるわけありませんでした。海は相当荒れていて、昨日の状況からしてかなり期待できそうだったので、ハシナガを見たあたりまで行ってみましたが、特段珍しい鳥はおらず、戻ってくるとアビ類が出ていました。最初はオオハムだと言われたのでオオハムだと思っていましたが、何かオーラを感じませんでしたが、シロエリにしては嘴が長く見え、頭もフラットでした。しかし、この個体は羽の状態が良好ではなく、パサパサしていたため、嘴長や頭部の形状がオオハム寄りになっているだろうということ、首の光沢は緑にも紫にも見えるので当てにならないこと、脇の白い食い込みがないことなどからシロエリで良いだろうという判断になりました。下尾筒の黒線を確認できなかったことが痛いですが、ハイイロと交互に撮影している状況ではなかなかチャンスがありませんでした。シロエリは近くの港にも2羽確認できました。
 
32 04/25 田園(埼玉県)
7:30~15:00
カワウ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ハヤブサ、ウズラ(4)、キジ(C)、コチドリ、ムナグロ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラバト、ヒヨドリ、ツグミ、オオヨシキリ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=23種 (LL1種)
Memo 卵を散々食べているためか、イマイチ未見感がないウズラですが、見やすいらしいので行ってきました。が、場所が移動してしまったようで、非常に見にくい所にいました。なぜ見にくいのか、それはウズラが異常に小さいからです。たかが雑草や地面の凹凸でみごとに隠れてしまいます。ミフウズラみたいに元気いっぱいというわけでもないので、いるのが分かっていても見つけられません。うずらそれにしてもミフウズラはツル目、ウズラはキジ目なのに激似です。最近はミフウズラはチドリ目なるようですね。ちょうど繁殖期のようで、朝のうちはよく「アバター」と鳴いていました。「アジャパー」とも聞きなすようですが、元ネタを知らないので説明させるまで意味が分かりませんでした。ウズラは想像していたよりも綺麗な鳥で、全体的な配色はコジュケイを薄くした感じでしたが、雄は特にサケイを彷彿とさせました。昼前から耕運機が入り、近づいてくるとウズラはまず固まる、そして走る、最終的に飛びました。飛翔はライチョウの雛のようで、キジ目独特の遠くまでは飛べませんオーラが出ていました。これで渡りをするんだから驚きです。関東で2日連続ライファーは久しぶりでした。
359 -
31 04/24 葛西臨海公園
(東京都)
5:00~12:30
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、シマアジ、スズガモ、ミヤコドリ、シロチドリ、ハマシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギ、オオハシシギ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、セイタカシギ、ソリハシセイタカシギ(2)、ユリカモメ、セグロカモメ、タイミレンシス、アジサシ、コアジサシ、キジハト、カワラバト、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ツグミ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス
=36種 (LL1種)
Memo 嘴が反っていて背の高い、シギというよりはチドリに近い鳥を見に行きました。早朝に到着し、西なぎさから東なぎさを見ると、そこには頭が黒くなったユリカモメが集結していました。その群れから少し離れて、異様なオーラを数百m先まで放つ2羽の鳥を確認した時は、安堵と感動が込み上げてきました。嘴の反り具合と交尾の目撃例から番と思われ、雨覆の色からして成鳥のようでした。「反る」よりは「曲がる」と言った方が的確とも言える嘴を器用に使って羽づくろいをしたり、独特の採餌方法で干潟を歩き回ったり、時には面白すぎる飛翔を見せてくれました。今日の東なぎさは、ユリカモメとアボセットとミヤコドリという、黒と白と若干の赤の世界が広がっていました。アボセットは今年が当たり年のようで、各地で記録されています。で、その「アボセット」の綴りが、学名の種小名ではavoset(ta)で、英名だとavocetなのです。これが許されるなら、英単語テストでCとSの間違いで失った点数を返してもらいたいです。しばらくアボセットを観察していると、シマアジが下の池にいると聞き、猛ダッシュ+早歩き。到着すると、コガモに混じって寝るシマアジの姿がありました。旅の疲れがたまっているようでしたが、しばらく待っていると顔を上げてくれました。春シマ及び雄シマは初めてだったので、とても嬉しかったです。さすがに雄の夏羽は全くトモエガモに似ていないため「しまあぢ」ではないけど。
358
30 04/18 三番瀬~谷津干潟
(千葉県)
7:30~14:00
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コガモ、アメリカコガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、スズガモ、ウミアイサ、ミヤコドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ(1)、シロチドリ、ダイゼン、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、サルハマシギ(1)、ミユビシギ、オバシギ、コオバシギ(4)、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ホウロクシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、カワラバト、ハクセキレイ、ツバメ、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ(C)、オオジュリン、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=40種
Memo 今年は例年より早くお猿さんがやってきたということで、見に行ってきました。潮の関係から朝は三番瀬だろうと思うのは皆同じようで、砂浜にはカメラマンが大勢待機していました。杭にとまっているシギチを一羽一羽確認していくと、コオバ、オオソリなどの脇役はすぐに確認できましたが、主役の猿はいませんでした。しばらくして干潟が出始め、待っていましたとハマシギの群れが次々に降りていきます。しかし、猿はいません。そうこうしているうちにメダイの群れが降りてきて、冗談半分で「オオメダイでも探すか」と言って探したら本当にオオメダイがいたというオメデタイ事態になり、オオメダイを見ているうちに猿がいつの間にか来ていました。逆光でしたが、しばらくして見失い、谷津に出たということで移動しました。センター前の砂浜に降りていて、まあまあの距離で撮ることができました。英名でCurlew Sandpiperというぐらいですから、その長い嘴が特徴ですが、それ以上に真っ赤な羽が印象的です。まだ完全な夏羽ではないものの綺麗でした。オオメダイも谷津に来ていて、夏羽を見るのは初めてだったので嬉しかったです。メダイとオオメダイを識別する際、嘴の長さ等の形態的特徴だけで識別しないほうが良いです。メダイチドリは5亜種いて、東グループ(mongolusstegmanni )と西グループ(atrifronsschaeferipamirensis )に分けられます。西グループは東グループに比べて、嘴が長い、首の黒い境界線がないなどオオメダイに似た特徴を持っています。日本に飛来するのは東グループですが、西グループと思われる観察例もあります。日本ではメダイチドリの亜種ついてあまり研究されておらず、西グループがもっと飛来している可能性もあるので、オオメダイの識別については、食性や採餌方法といったことも考慮する必要があります。
 
29 04/11 公園(神奈川県)
7:00~11:45
アオサギ、カルガモ、コガモ、サシバ、オオタカ、キジ、キジバト、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ガビチョウ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=30種
Memo タカの渡りの主要メンバーと言えば、ハチクマとサシバですが、ハチクマは翼先の分離枚数を一羽一羽確認しなければならないのに対して、サシバは何もしなくていいので好きなタカです。そのサシバが今年もやってきたということで、様子を見に行ってきました。到着すると、数分待ったくらいでサシバが登場しました。木の天辺にとまり、しばらく羽づくろいをした後、飛び去りました。幸先が良いと思いましたが、なんとそれから出ない。せっかく晴れてきたのに出ない。ということでお昼前に別フィールドへ移動しました。サシバの属名Butasturは、「ノスリのようなタカ」という意味ですが、別にノスリに似ているとも思いません。でも英名にもBuzzardと付くので、ノスリ的に扱われているようです。でも、そういえばハチクマもBuzzardだと思って辞書で調べると、(米)猛禽、(英)ノスリ、となっていました。どっちだ。今年はクロサシバが生まれることを願っています。
 
28 04/10 葛西臨海公園
(東京都)
7:00~12:30
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、クイナ、オオバン、ミヤコドリ、コチドリ、シロチドリ、ムナグロ、ハマシギ、アオアシシギ、オオハシシギ、ダイシャクシギ、タシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、キジバト、カワラバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、モズ(C)、シロハラ、ツグミ、ウグイス(C)、メジロ(C)、アオジ、オオジュリン、ベニマシコ、カワラヒワ、スズメ、オナガ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=54種
Memo いろいろと見られているようなので、行ってきました。まずは下の池へ直行しました。が、そこにはアカアシシギの姿はなく、アオアシシギとセイタカシギがいるくらいの寂しい空間が広がっていました。しかもそのアオアシシギは夏羽ではないので、撮る気にならず、なぎさへ行きました。先週はクロツラヘラサギとシマアジが見られたこの場所も、今日は両種の姿はなく、ミヤコドリの群に混じるダイシャクシギや、干潟圏に珍しく入ってきたムナグロや、渡り直前で大量集結しているスズガモやユリカモメなどを一通り観察した後、下の池に戻りました。すると、オオハシシギっぽいシギが加わっていました。嘴が短く見えたので一応確認しましたがやっぱりアメリカオオハシシギではありませんでした。数年前までは嘴の短いのを見つけると真剣にアメリカじゃないのか、と考えていましたが、オオハシシギの嘴の長さはは雄雌で差があって雄が結構短いということを知り、最近は軽く流しています。一羽ならまだいいんですけど群れでいると確認が面倒です。
 
27 04/04 湘南海岸
(神奈川県)
6:45~12:30
ウミウ、コサギ、トビ、カワラバト、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、キヅタアメリカムシクイ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=11種
Memo Myrtle Warblerという認識でもう一度見ておこうと思い、2度目のキヅタアメリカムシクイへ行きました。現地に到着すると相変わらずの人の量でしたが、さすがにピークは過ぎたようで100人いるかいないかでした。そしてその中になんとあの有名カメラマンM氏も与那国から撮影にきていらっしゃいました。小学生の時に買ったM氏の図鑑は、今はもうボロボロで、カワリシロハラミズナギドリまでのページがとれてしまっていますが、今でも大切に使っています。お話できてとても嬉しかったです。で、目的のキヅタアメリカムシクイは出が良く、地面に降りるところを近くで観察できました。本当は尾羽の白斑を撮影したかったのですが、早すぎてさすがに撮れませんでした。尾羽の白斑は、現在は種分化しているかつての亜種特定の他、年齢・性別識別にも有効なポイントです。今回の個体の場合、外側から数えて1枚目と2枚目に白斑、3枚目に小さな白斑が確認できます。この特徴と頬の色や換羽状況等も合わせて考えると、今回の個体は雄の1wとするのが自然でしょう。Myrtle Warblerはアラスカにも分布しているので、そこからベーリング海を渡り、カムチャッカ半島から千島列島を南下して北海道へ着き、津軽海峡を越えて太平洋沿岸を湘南まで下ってきたのでしょうね。北米大陸の鳥でもアラスカに分布している種は比較的日本で記録されやすい傾向があります。篭脱け説もありますが、ロシアでの記録があることからも日本に来ることがそれほど不自然な鳥ではありません。調べてみると、どうやら舳倉島で65年前に記録されている?みたいですが、終戦の年からバーダーは舳倉島に行ってたのかよ!
 
26 03/31 手賀沼
(千葉県)
7:30~13:30
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コブハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オオタカ、キジ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、カワラバト、コゲラ、カワセミ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ(C)、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ(2)、コイカル(1)、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=36種
Memo 個人的には桜と一緒に撮るとかはどうでも良くて、単に嘴の根元が鉛色になった夏羽のコイカルを撮りたいだけなので、今日行ってきました。一昨日の疲れが足にきている中、湖畔の遊歩道を一通り歩きましたが、それらしい姿は見つからず、まさかの抜けたパターンかと思いましたが、その不安を掻き消すように綺麗な囀りが聞こえてきました。イカルのようでイカルでないその声の主は、明らかにコイカルでした。ヤナギの木々を入念に探すと、いきなり飛び出して桜の木にとまりました。一度ヤナギに戻りましたが、再び桜に来てからは目線の高さで撮ることができました。しばらく採餌した後、どこかへ飛び去りました。それと同時にカメラマンの数も増え、コイカルが来づらい状況になりました。キジやベニマシコを観察しながら待つことしばし、昼過ぎにようやく出てくれました。伸びをしたり、囀るところを間近に見ることができてとても良かったです。ところで、コイカルやイカルの英名は、~ Grosbeak なのですが、驚くことにギンザンマシコも Pine Grosbeak なのです。英語圏ではコイカルもギンザンマシコも同じ括りの中に存在するのでしょうか。でもキビタイシメも Evening Grosbeak なのです。もはや英語圏はシメかイカルかマシコかなんて気にしない文化のようです。
 
25 03/29 利根川下流域
(茨城県)
10:00~14:30
カワウ、アオサギ、スズガモ、トビ、ハイタカ、オオノスリ、ハヤブサ、タヒバリ、ツグミ、ホオジロ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=14種 (LL1種)
Memo オオノスリが出ているということで、見に行きました。到着するとすぐに姿が確認できましたが、飛んでしまい行方不明となり、じばらく待つことにしました。しかし、その後は遠くを飛んでいる姿を見ただけでした。その後再チャレンジもしましたが、抜けたと思って移動した午後に現れたりと、相性が悪かったようです。
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24 03/27 湘南海岸
(神奈川県)
14:00~16:00
ウミウ、トビ、カワラバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、キヅタアメリカムシクイ、ジョウビタキ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=10種 (LL1種)
Memo とあるフィールドで鳥見をしていたら、携帯に連絡が入り、「キヅタ出てるよ。」。急遽現地へ向かいました。着くとすでに大勢のカメラマンが木に向けてカメラを構えています。見ると、ヒタキサイズの鳥が、予測不可能な行動パターンで動きまわっています。さすが外国産の鳥は雰囲気が違いますね。1月に出ていたポイントからそんなに離れていないので、徐々に移動してきたのでしょうか。フライングキャッチが得意のようでした。頭部や脇腹、腰に黄色い部分が確認できましたが、頭部の黄色は若いため薄めでした。ムシクイと付きますがムシクイ類ではなく、アメリカムシクイ科という独立したグループなので、どちらかというとホオジロ類に近縁です。ヒタキに近い印象を受けました。生息地である北米に行ったことがある方の話では、日本でのジョウビタキのようなニッチを占めているそうです。海の向こうでは普通種でも、こちらでは超珍鳥です。日本でのアメリカムシクイ科の記録は、ウィルソンに続いて2例目です。今回は発見者の方が、僕がヒメカモメの時にお世話になった学会の方と共同で発表したそうなので、次に出る鳥類目録にはキヅタの名前が載ることでしょう。キヅタアメリカムシクイは、Myrtle Warbler (D.c.hooveri )、Audubon's Warbler (D.c.auduboni )、Black-fronted Warbler (D.c.nigrifrons )、Goldman's Warbler (D.c.goldmani ) の4亜種に分かれ、今回記録された亜種は喉が白い亜種 Myrtle Warbler となります。去年に続き人生で2回目の日本初記録種で、ウスハイ、キヅタともに写真に収めることができたのはとても嬉しかったです。キヅタの動きがキクイタダキより遅いことが幸いでした。(※Myrtle Warblerの亜種小名は、hooveri (McGregor,1899) とcoronata (Linnaeus,1766)の2つありますが、「BIRDS OF EAST ASIA」の表記に従っています。)
追記:4亜種が独立することが分かりました。詳しくは、こちら
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23 03/22 渡良瀬遊水地
(栃木県)
8:00~14:00
カワウ、アオサギ、カモs.p.、トビ、オオタカ、ノスリ、ケアシノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、キジ(C)、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス(C)、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=27種
Memo 昨日の強風で野焼きが延期されたので行ってきました。本当は幼鳥で妥協したくなかったのですが、成鳥は非常に愛想がないので、幼鳥で我慢しようと思いました。しかし、現地に到着すると、「今日は見てない」と言われました。ケアシもなかなかやるな。しょうがないので、ハイイロチュウヒなどの猛禽類を観察しました。すると、ヨシ原からベニマシコの声が聞こえ、探すと雌の姿が確認できました。イヤーが増えたので、気を取り直して捜索を続けると、はるか上空にノスリのようでノスリではないノスリが飛んでいたので確認すると、思った通りケアシでした。これで今冬成幼2個体を観察したことになり、これはこれで良かったです。ふしょに羽毛があるのは、やはり防寒なのだとは思いますが、どうせならワシミミズクのように足指にもあった方が寒くありませんね。ケアシはそれっきり気配が無く、カメラマンもほとんど撤収していたので、僕も帰りました。ちなみに、本日ツバメを今季初認しました。平年並みの到着のようです。今年の冬鳥は芳しくなかったので、夏鳥に期待です。
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22 03/21 銚子
(千葉県)
11:00~15:00
アビ(2)、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、アカエリカイツブリ(3+)、カンムリカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ハヤブサ、オオバン、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、タイミレンシス、モンゴルカモメ(1)、カナダカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、ミツユビカモメ、カワラバト、ハクセキレイ、ツグミ、スズメ、ムクドリ
=28種
Memo 38.1M/S。これは千葉市での最大瞬間風速ですが、これなら銚子は50M/Sくらいに吹き荒れているんじゃないかと思い、行きました。しかし、到着してみると、全然荒れてない。想像図ではトウゾクカモメが100羽くらい飛び交っていたのに、カモメすら少ない。とりあえず礁前に行ってみました。するとモンゴルオーラを醸し出している個体が座っていて、8割合格だったのですが、若干疑問の残る点もあったので、飛ぶのを待ちました。立ち上がり、その足の長さに期待を膨らましつつ待つことしばし、飛んだ、尾羽が見えた、無事合格。モンゴルは一応初撮りなので嬉しかったです。しかし、この個体以外は特に変わったものはいなく、破壊されている堤防を後にして、第三漁港へ向かいました。だいぶ干潟が広がっていて、カナダカモメ、ワシカモメ、シロカモメ等いつものメンバーを確認した後、一昨年ウミバトのいた辺りで何か飛んでくるのを待ちましたが、全然ダメ。タダフルマでいいから出てくれよ。その後はしょうがなくアビを撮りました。近かったので良かったですが、もう少し夏羽に換羽していたらもっと良かった。やはりアビ類というのは普段人に会わないから警戒心がありません。ミツユビカモメも多数飛んでいましたが、第一回冬羽の個体はひやっとさせられます。いちいち尾羽に黒帯があることを確認したので疲れました。結局カモメではないカモメは出ず、カモメであるカモメさえパッとしない日でした。
 
21 03/20 河川
(神奈川県)
7:00~12:30
カイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、トビ、オオタカ、ハイタカ、イソシギ、キジバト、カワラバト、ヤマセミ(2)、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ヒバリ、セグロセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、イカル(13)、カワラヒワ、ハシブトガラス
=27種
Memo ヤマセミと言えば、一般的に普通種ではないとは思いますが、近くに見られる環境があると普通種になってしまうので、なかなか行こうと思わず、気づいたら2年見ていませんでした。ちょうど今は珍鳥も一段落した時期なので、行ってきました。到着し、機材をセットしている間に飛び去ってしまい、幸先の悪いスタートとなるかと思いましたが、対岸の森の天辺にイカルの群れがとまっていたので、打ち消されました。イヤーですから。コイカルの混入をチェックしましたがいません。なんせ13羽の群れなので確率は相当低いです。しばらく待っているとヤマセミも登場してくれました。番でいるようでしたが、撮れる位置に現れるのは雄ばかりでした。飛び込んで魚を捕まえていましたが、さすがはヤマセミ、カワセミとは比べ物にならない大物を捕ります。久々のヤマセミは貫禄がありました。特に頭上を飛んだ時は迫力満点です。待ち時間にはハイタカ属が何回か現れ、最初に出たのはハイタカでした。残念ながら雌でしたが、今年はよくハイタカに遭遇します。今までは比較的珍しいイメージがあったのですが、今年はオオタカより多く見かけます。で、そのオオタカも負けじと登場しました。昼になるとヤマセミの気配がなくなったので帰りました。本当は山翡翠より山翡翠が見たいです。
 
20 03/14 多摩川河口
(神奈川県)
7:00~12:30
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ススガモ、ホシハジロ×スズガモ、トビ、オオバン、シロチドリ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、タイミレンシス、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、カワラバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス(C)、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=41種
Memo スインホー狙いの多摩川捜索に行きました。去年逃してから一年間ずっとこの時期を待っていたのですが、今年は全く聞かないので、期待薄の捜索です。ヨシ原を探すとオオジュリンはザクザク出てきますが、スインホーは鳴き声すら聞こえません。だんだん諦め感が強まり、急遽シベジュ捜索に切り替えたのですが、そう簡単にいる鳥ではないので見つからず。コスズくらいならいるかと思って川を泳ぐススガモの群れを探しましたが見つからず。その代わりススガモ×ホシハジロがいましたが、遠い。最終的にオオジュリン撮影に没頭しました。冬羽の個体が多かったですが、夏羽に磨耗中の個体も数羽いました。オオジュリンの頭の羽は、先端が冬羽で根元が夏羽という省エネ設計です。アトリもノビタキもそうですが、何かメリットがあるのでしょうか。メリットだけならズグロカモメ等もそのように進化しそうなので、何かデメリットもありそうです。
 
19 03/13 県北
(神奈川県)
8:00~12:30
カイツブリ、カワウ、コサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、カワラバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒレンジャク(1)、ヒヨドリ、ミソサザイ、ジョウビタキ(C)、ツグミ、ウグイス(C)、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=31種
Memo 今季は全体的に冬鳥が少ないですが、レンジャクもその例に漏れないようです。どの場所も1羽程度の飛来だそうで、去年多かった分の反動を食らった形です。そんなわけで、たった1羽のレンジャクを見に行きました。公園に到着し、しばらく待っているとヤドリギに飛んできたレンジャクを確認しました。尾の色を確認すると、聞いていた通り赤でした。レンジャクの識別は楽ですが、ニオイニンドウを食べて育ったヒメレンジャクは赤っぽくなるようなので、注意したほうがいいかもしれません。1羽だからヤドリギ食べ放題かと思いきや、ヒヨドリがいるのでそうはいきません。追い払われていました。まだ若い個体で、あまり綺麗とは言えませんでしたが、イヤーなので嬉しかったです。毎年レンジャクを見るたびに、いつかレンジャクノジコが見たいと思うのですが、いつになったら叶うのでしょうか。しばらくして、ヒレンが飛び去ってしまったので、園内を歩きました。しかし、鳥影は少なく、常連のカワセミを除けば、ミソサザイしかいないという何とも残念な結果でした。帰りに川に寄って帰りました。
 
18 03/06 西海岸
(千葉県)
6:30~11:00
カワウ、キジバト、ヤツガシラ、ヒヨドリ、アカハラ、ツグミ、エナガ、アオジ、ムクドリ、ハシブトガラス
=10種
Memo 10ヶ月ぶりの8ガシラを見に行きました。到着時は小雨で、しばらく探しましたが、見つからず、そのうち芝生に降りるだろうと思って待ちました。しばらくして、遠くの木にとまるヤツガシラを発見しましたが、すぐに飛び去ってしまいました。その後しばらく出ない時間が続き、まさかの準空振りに終わるかと思いしまたが、気づいたら芝生に降りていました。近づいているうちに飛び、木にとまりました。距離は5mで激近だったのですが、空抜けの逆光でした。しばらくとまっていましたが、芝生に降りた後どこかへ飛び去りました。しばらくしてまた戻ってきて、また木にとまりました。今度はバックが緑の順光で撮影できました。その後は芝生に降り、冠羽を広げた瞬間も撮ることができ、とても嬉しかったです。ふと思ったのですが、冠羽は8枚どころじゃないのになんでヤツガシラ?。その後も何度か撮影の機会があり、いずれも数メートルの近さでした。今日は雨だったので、色が濃く見え、アフリカヤツガシラと言ってもバレない?レベルでした。飛翔でバレてしまいますが。いざアフヤツを見たらタダヤツと飛翔なしで識別できるか不安です。まあ日本には来ませんね。このところ三年連続でヤツガシラを観察できているのですが、小学生のころは何回振られたことか。懐かしい思い出です。
 
17 03/05 三番瀬
(千葉県)
7:30~12:00
ハジロカイツブリ、カワウ、コサギ、コクガン、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、スズガモ、ホオジロガモ、ヒメハジロ、ウミアイサ、オオバン、ミヤコドリ、シロチドリ、ダイゼン、ハマシギ、ミユビシギ、ダイシャクシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、タイミレンシス、オオセグロカモメ、カモメ、ズグロカモメ(2)、キジバト、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=35種
Memo 晴れの日に限って学校が休みという幸運に恵まれ、ヒメハジロリベンジに行きました。なぜ休みかというと、卒業式です。一年生は出なくてよろしいのです。三番瀬に到着し、堤防の先を見ると、誰もいない。とりあえず先端まで行ってみますが、ヒメハジロの姿は確認できず。まさか晴れの日だから渡ってしまったかと嫌な予感を抱えつつ、探し続けました。だんだんと増えた鳥見も諦めモードでしたが、往復交通費約2000円を無駄にするのは嫌なので、執念で見つけました。なぜかいつもコクガンがいる辺りにいたので、見逃していました。かなり近いです、前回の1/3くらいでしょうか。しかし、鳥見が集まってくるとすぐに遠ざかってしまいました。遠ざかる前に何枚か撮れたので良かったです。頭部の換羽がやや進んでいる感じでした。風切が欠損しているらしく、一部では、シノリガモ雌と同様に越夏するのではという見方も。ぜひ越夏して下さい。それか一度バンクーバーに戻ってオウギアイサ連れて戻ってくるとか最高ですね。今日はコクガンは見られましたが、ビロードキンクロが確認できませんでした。コクガンは成鳥への換羽が進み、首の斑が明瞭になってきていました。ヒメの後は、頭が真っ黒になったズグロカモメを撮りました。2羽中2羽が夏羽で、夏羽率100%です。昨年は4月頃までいましたが、今年は早く渡ってしまうのでしょうか。シギチは、まだ越冬メンバーのみでした。
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16 02/27 三番瀬
(千葉県)
7:00~12:30
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、コクガン、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、ホオジロガモ、ヒメハジロ、オオバン、シロチドリ、ダイゼン、ハマシギ、ミユビシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ハクセキレイ
=20種 (LL1種)
Memo 雨ニモマケズ、風ニモマケズ、試験勉強ニモマケズ、三番瀬へ行きました。ヒメカモメ、ヒメハマシギと続いた三番瀬ヒメシリーズ、三年目の今年はヒメハジロに来ていただきました。7時頃に到着すると、本降りの雨で、一通り群れを探しましたが見つからず、ビロキン、コクガンさえ見つからない状況だったので、車に戻りました。2時間ほど試験勉強をした後、雨が上がったので、再び堤防へ行くと、ビロキン、コクガンの姿が確認でき、これは期待できると思い、探しまくりました。と、向こうの方に人だかりができているのを見つけ、もしやと思い行ってみると、あっさり「いるよ。」って言われました。慌てて撮影しましたが、距離がやや遠く、潜水時間が長く、海上滞在時間が短いというなかなか手強いヒメでした。ちょっと近づいてきた時に何枚かまともなものが撮れました。日本産カモ類で最小ですが、つまり非日本産ならもっと小さいやつがいるわけですね。ググったけど出てこない。しばらくして、奥に行ってしまったので、引き上げました。この個体は発見当初は雌と思われていたそうですが、頭部の白色斑が大きく、後頭にまで及んでいること、胸が白いことから、雄幼鳥とのことです。また、雌は次列風切のみが白色ですが、雄は雨覆も白色です。しかし、この個体はまだ若いためか、雨覆の中で白いのは大雨覆だけでした。若なので一昨年の葛西の個体とは別、つまりこの地域はヒメハジロを誘導する何かがあるようです。なんかしばらくいそうな雰囲気だったので、頭部の換羽が進んだ頃にまた見にきたいと思いました。さて、来年の「ヒメ」は、何が出るのでしょうか。カモメ科→シギ科→カモ科という風に分類を遡っていますから、次はヒメカイツブリあたりですか?それとも今年でこのシリーズは終了ですか?
 
15 02/21 稲敷~銚子
(茨城~千葉)
7:00~15:30
カイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、スズガモ、コオリガモ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ケアシノスリ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、オオバン、シロチドリ、タゲリ、タカブシギ、タシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、タイミレンシス、オオセグロカモメ、カナダガモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=50種
Memo コオリガモリベンジということで、銚子へ行きました。その前にケアシノスリの成鳥の場所に寄りましたが、全然ホバッてくれないので、まともな写真が撮れず、鳥見も少なかったです。U.e. の影響かな。他の猛禽類は、ミサゴ、ノスリ、チュウヒ等でした。早々に切り上げ、銚子に向かいました。コオリガモのポイントにはスズガモの群れが入っていたので、これは期待できると思い、早速捜索を開始しました。あの独特のシルエットは逆光で真っ黒でもすぐ見つかりました。順光側に周って撮影しましたが、ちょっと距離があります。前回よりは全然近いのですが。そのうちにもうちょっと近くで撮れる場所を見つけましたが、そこから撮ると海面が白くなります。つまり、「遠くて青い海」OR「近くて白い海」の二者択一を迫られ、別に海面の色なんかどうでもいいし、ということで近くから撮りました。氷なんだから白の方が似合うよ。コオリガモの英名は Long-tailed Duck 、つまり「オナガガモ」です。本家オナカガモより長いので、こちらが真の「オナガガモ」ですが、こんだけ異彩な羽色なのにわざわざ尾羽に着目しなくてもいいだろって感じです。Ice duck とかだと格好いいのに。コオリガモを観察した後は、カモメ類を見に行きました。いつものポイントには堤防を破壊する工事船がとまっていました。堤防変えるのかな。なので、干潟が出ている所で待ちました。シロカは大量にいて、ワシカとタイミは2羽いました。また、よく拝見している博識ブログで紹介されていたハゴロモ君もいました。次列がすごいことになっていて、飛ぶとジェットエンジン搭載している感じになります。しばらくするとカナダの成鳥がやってきて、とても近くで撮ることができました。近くで見ると背中の薄さが際立ちます。昔アイスランドと同種だっただけのことはあります。最後にミツユビも飛んで、充実した一日でした。
 
14 02/20 東京~埼玉
7:00~16:45
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トモエガモ(1)、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、ノスリ、チュウヒ、オオバン、タゲリ、キジバト、カワラバト、コミミズク(2)、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ(C)、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス(C)、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス、
=33種
Memo 遂に某公園の連続飛来記録が途絶えてしまいました。落鳥したのか分かりませんが、そのおかげで去年のイヤーからはずれてしまい残念だと思っていたら、今年は別の公園に出ているというので、行ってきました。その公園は住宅地のど真ん中にある公園で、池も小さいです。本当にいるかと半信半疑でしたが、普通にいてしまいました。この個体は警戒心のかけらもない点は評価できるのですが、落ち着きがない点がマイナスです。とりあえず翼鏡巴を撮りたかったのですが、なかなか静止状態では翼鏡が出ません。なんとかがんばって翼鏡を写すことに成功しました。この個体は肩羽も結構伸びていて、綺麗な個体でした。それにしても犬が吼えるような警戒の鳴き声はあまり似合わないですね。で、トモエガモはあくまでも保険です。今日のメインは、コミミズクです。虫のコミミズクではないですよ、鳥のコミミズクです。到着するとすでにスタンバイしている方が何名か、僕も待ちました。が、予定時刻の2時半を過ぎても飛びません。あれっ、今日はまさかの空振りか、保険に入っといて良かったと思っていたら、4時過ぎにようやくお出ましです。飛翔もなんとか撮りましたが、西からの光線が強く、体の西側だけ異様に光り輝いている写真になりました。電柱にもとまる都会派コミミでしたが、コミミズクという和名は小さいミミズクという意味なのでしょうか。トラフズク等と比べて体が小さいわけでもないし、小さい耳のミミズクという意味だと個人的に解釈しています。つまりコミミミミズク。今日は2年ぶりのトモエガモとコミミズクを見られて良かったです。
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13 02/06 県央
(神奈川県)
7:00~14:30
カワウ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、ハイタカ、オオタカ、チョウゲンボウ、キジバト、カワラバト、トラフズク(7)、アリスイ(1)、アオゲラ、コゲラ(C)、カワセミ、ハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=30種
Memo 今年はいつもの公園にアリスイがいないため、2月になっても見ていないという異常事態が発生してしまいました。そこで、初めての公園へ見に行くことにしました。その公園は、とてもアリスイがいるようには思えない普通の公園でしたが、池の前でとりあえず待ちました。池にはコガモが大量にいたので、念のためアメコやトモエ雌等の混入の有無をチェックしました。そうしていると、いきなりハイタカ雌成鳥がコガモの群れに突っ込みましたが、何も捕らず通過してしまいました。ここは意外と猛禽がいるようで、その後もオオタカ、チョウゲンボウが出ました。そして到着から2時間後、やっとアリスイの登場です。舌を出したり、尾羽を広げたり、羽づくろいをするなどリラックスモードでしたが、やっと地面へ降りたかと思うと、近すぎてデジスコではギリギリでした。その後いなくなってしまったので、トラフズクへ移動しました。今日は7羽確認できましたが、どの個体も高い木の上で寝ていて、写真を撮るには難しい条件でした。が、枝が被らない場所を譲っていただき、撮影することができました。時々羽づくろいをしますが、目を瞑ったままやってのける荒業を披露され、強風で枝が揺れても、驚異的なバランス感覚で持ちこたえられ、とにかく目を開けません。粘って粘った最後に10秒程度開眼し続けてくれなかったらどうなっていたのでしょう。寅年にトラフズクは縁起が良いですが、木菟(みみずく)という漢字には、木の上の兔という意味がありますから、卯年でも縁起が悪くはない?
 
12 01/31 県南部
(神奈川県)
7:00~13:00
カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、カルガモ、コガモ、トビ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、キジバト、トラフズク(5)、ハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス
=21種
Memo 今日は、日本初記録のキヅタアメリカムシクイを見に行きましたが、4日連続出ていないとのことで、あまり期待していませんでした。しかし、到着して間もなく、何か林の中を動き回る鳥を発見しました。もしやと思い慌てて確認すると、なんと目当ての…という展開にはならず、だだのウグイスでした。フィールドでは第一発見者の方とお話することができ、偶然にも、日本鳥学会の担当の方が、僕のヒメカモメの時の方と同じということで話が弾みました。その後、早々にトラフズクへ移動しました。2年ぶりのトラフズクは、5羽程度の群れで、小さな公園の木に塒を形成していました。トラフってだいだい小さな公園にいますけど、なぜなのでしょうか。周りにもっと広い林があるのに。寅年だからトラフズクが見られて縁起が良いです。
 
11 01/30 九十九里浜~銚子
(千葉県)
6:00~16:30
アビ(5)、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、コオリガモ(1)、トビ、ハヤブサ、オオバン、ミヤコドリ、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ、イソシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、ハシナガウミスズメ(4)、キジバト、カワラバト、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、ツグミ、ユキホオジロ(1)、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
=44種 (LL3種)
Memo 冬の北海道に行くお金が浮くかどうかは分かりませんが、ユキホオジロを見に行きました。到着時は10人ほどでしたが、時間が経つにつれて多くなり、50人を越えました。その軍団のお目当ては、早朝から姿を現しましたが、遠いところに降りてばかりで、良い写真は撮れません。多少近くに来ることはあってもゴミだらけの所にしか降りません。撮影条件としては良いとは言えませんが、念願のユキホオジロが見られてとても嬉かったです。和名でも英名でも学名でも「雪」が付くこの鳥は、冬羽であっても名の通り白色でとても可愛らしい鳥でした。一言で表現すると、ハギマシコ白化個体です。しばらくして、出が悪くなったので、移動しました。途中、シノリガモの見られるフィールドへ寄ると、海面に浮かぶシノリガモやクロガモに混じって、ライファーのアビがいました。普通種なのになぜ今まで縁が無かったのか、不思議です。喜びより、安堵の方が大きかったです。3羽くらいいましたが、呆れるほど遠かったので証拠写真でした。3箇所目でのお目当ては雄のコオリガモです。しかし、カモの群れがいません。海上を丹念に捜索すると、2羽のウミスズメが目に入りましたが、すぐ波間に消えました。しかし、今の鳥を単なるウミスズメで終わらせることへの抵抗感が一気に込み上げてきました。白いラインが残像として残ったからです。マ...マダラ?。しばらく周辺を捜索しますが、全く気配がありません。しかし、自分の目を信じて探し続けました。そして、ついに、いたーーーー!しかも4羽。アカハシハジロの時のような感動が蘇ります。マダラウミスズメは遠い海面にプカプカ浮きながら、時々潜水していました。マダラはウミスズメ類の中では見やすい方ですが、もともとウミスズメ類が生息環境的に見にくいので、珍鳥の部類に入るのかもしれません。でも、珍鳥というのは、普段はそこにいないような鳥であって、マダラは普通に関東の海にもいるので、珍鳥ではありまんね。ところで、僕は「BIRDS OF EAST ASIA」やアメリカ鳥学会の動向を踏まえ、マタラウミスズメのカムチャツカ~オホーツクで繁殖する亜種を別種扱いにしているので、この鳥はハシナガウミスズメということになります。Wikipediaには「ハシナガウミスズメ」の和名は妥当ではないとか書いてありましたが、英名の「Long-billed Murrelet」を訳したらこうなるんだから良いのです。ハシナガが沖へ消え去ってしまったので周りを見ると、ここにもいました、アビ。見れる時は見れるんですね。先程とは比べ物にならないほど近くにいてくれました。潜水を繰り返していました。アビを見ていると、遠くにコオリガモの雄も見つかりました。第一回だけど。近くへ行ってもまだ遠いので、裁判だったら使えるかギリギリの証拠写真しか撮れませんでした。でも、コオリガモは6年ぶり、雄は初めてなので嬉しかったです。最後にカモメ類を見て帰りました。関東で一日ライファー3種なんて超久しぶりです。もちろんイヤーもがっぷり増えました。
354
10 01/25 県東部
(神奈川県)
7:00~13:00
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、アメリカコガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、スズガモ、トビ、バン、オオバン、イカルチドリ、ユリカモメ、キジバト、カワラバト、コゲラ、アカハラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ(C)、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、シメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=36種
Memo 今日は月曜ですが、高校がお休みです。なぜなら、今日は神奈川県高校入試前期選抜の日だからです。前期選抜は面接なのですが、湘南レベルの高校はオール5+生徒会とかやってないと受かりません。日本鳥学会に論文出しましたアピールをしたのに落とされました。4が二つあったのでしょうがありません。後期で受かったのは良かったんですけど、前期で受かっていたらもっと早くウスハイに行けたのに。で、今日はアメリカコガモを見に行きました。前回(11月)の時はまだエクリプス羽が残っていましたが、さすがに完全な冬羽になっていました。アメコの今日の行動をまとめると、採餌→昼寝→ハシビロに起こされる→昼寝→またハシビロに起こされる→昼寝→またまたハシビロに起こされる→昼寝、という感じだったので、貴重な撮影チャンスをくれるハシビロガモには感謝です。地元の方から聞いたところによると、この場所に数日前に来た人が、この個体は雑種だと言ったらしいのです。雑種は体が大きくなる傾向があり、この個体は周りのコガモより大きいという理由らしいのですが、白線も太く明瞭だし、個体差の範囲も考えられる大きさだけで雑種と決めるのは ? です。てか雑種って大きくなるのか。
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9 01/23 秋ヶ瀬公園
(埼玉県)
7:00~15:00
アオサギ、マガモ、カルガモ、ハイタカ(♂成1)、ノスリ、オオバン、イカルチドリ、セグロカモメ、キジバト、カワラバト、アカゲラ(C)、コゲラ、ヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ(2)、シロハラ、オオアカハラ、ツグミ、ガビチョウ、ウグイス、キクイタダキ(1)、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=38種
Memo ここ2年見ていないし、ろくな写真が無いので、国鳥を見に公園へ行きました。到着時はまだ鳥見はほとんどおらず、適当に歩いていると、地面から大きな鳥が飛び出して、木にとまりました。やばいトラだと思って木の陰に隠れて、警戒を解いてくれるのを待ちました。そしたらすぐ地面に降りてきて、採餌を始めました。近くにはシロハラもいましたが、トラツグミに立ち退きを強いられていました。トラはどんどん近づいてきて、2~3mまで来るので、デジスコでは苦戦しました。その後、人が増えてきてトラツグミはさすがに警戒したらしく茂みへ入っていきました。再び園内を回り、カラ群に出会い次第捜索しますが、見つからず、そうこうしていると、木々の間をすり抜けて飛ぶ猛禽類を発見、サイズからしてツミかハイタカだと思いましたが、あの格好良さは明らかにハイタカだったので、とまったところを慌てて撮りました。逆光だったので、順光側に回りましたが、画面に入れた瞬間に飛ばれました。撮影者に最もショックを与えられる方法を知り尽くしたハイタカでしたが、初撮りに近いので嬉しかったです。その後は再び探索ですが、いるといわれた松や杉の林にはおらず、しばらく待ってみることにしました。しかし、来るのはウグイスとかエナガとか紛らわしいのばかりです。そしてお昼過ぎ、ふと木を見るとウグイスが動いていました。そして、左側にもう一羽何かいます。と、次の瞬間ホバリングをしました。遂に国鳥のお出ましです。なぜルクセンブルクがキクイタダキを選んだのか分かりませんが、この鳥は昔から鳥の王とされてきたようです。とりあえず撮影しましたが、この鳥はスピード違反なので、画面になかなか入りません。入ったと思ってもピント合わせる前に飛ぶ、ピント合ったと思ってもシャッターを押す前に飛ぶ、シャッターを押してもブレている、デフレスパイラルです。何枚か撮れたのが幸いですが、もう少し徐行をお願いしたいです。
 
8 01/17 県央
(神奈川県)
7:30~12:00
キジバト、カワラバト、コゲラ(C)、ハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ソウシチョウ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、シメ、スズメ、ムクドリ(C)、ハシブトガラス
=21種
Memo 寅年の今年は、「トラ」が付く鳥を撮るのが流行っているようです。トラフズクを探すのは面倒だし、トラフサギやオオトラツグミを撮りに行くのは到底無理なので、手頃なトラツグミにしました。行ったのは初めての公園でしたが、小さな公園で住宅地に囲まれています。こんな所に本当にトラツグミなんているのかと思いながら探すと、普通にいました。昔、森の中を動き回る姿をちょっと見れただけで満足していたのが嘘のようです。暗い所が好きで、静止していてもトラダンスのせいで胴体だけ揺れているので、すぐブレます。尾羽を広げたりと、リラックスしていました。トラツグミは日本の分類ではオオトラツグミと同種扱いにされていますが、尾羽の枚数が違うんだから別種にしてほしいですね。でもウィルソンタシギは尾羽の枚数が違ってもまだ亜種なのか?。亜種と種の境目はなかなか難しいところがあります。その後園内を周ると、樹上で動く小鳥を発見、ムシクイのような動きをしていたので期待しながら確認すると、残念ながらウグイスでした。ウグイスもこの時期は樹上で活動するのでしょうか。地面近くはニッチが被るソウシチョウがいるため避けているだけかもしれません。ここのソウシチョウは餌付けされていましたが、ウグイスにとってこれは良いことなのか。ソウシチョウが人間から餌をもらってくれれば、自然界での競合を避けられるように思いますが、餌付けによってソウシチョウの個体群が維持、増加すれば、それだけウグイスに与える影響も大きくなるとも考えられます。ソウシチョウを観察した後再びトラに戻るとまだいました。さて、来年の卯年にウサギフクロウを撮りに行く人は何人いるのでしょうか。
 
7 01/16 横浜市
(神奈川県)
7:00~14:00
トビ、ノスリ、コジュケイ(C)、ヤマシギ(2)、アオシギ(1)、キジバト、カワラバト、カワセミ、アオゲラ、ヒヨドリ、モズ、オオアカハラ、ウグイス(C)、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ(C)、メジロ、アオジ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=22種
Memo 今年はしっかり撮れるまでヤマシギに挑み続けると決めていたので、2度目のチャレンジに行きました。まだ辺りが薄暗い中、湿地の奥を丹念に探すと、右奥で採餌している2羽のヤマシギを見つけました。しばらく観察していると、だんだんと左に歩いてきて、茂みに消えていきました。到着早々から見れるパターンは初めてだったので、今日は期待できると思いながら待っていました。気づいたら、すぐそこにいました。距離15mくらいでしょうか。周りで気づいている人はほとんどいなかったので、ヤマシギを寡占できました。しばらくして、林の奥へと消えていきました。ヤマシギを間近で撮るのは初めてなので、とても嬉しかったです。3年越しの成果です。その後、ヤマシギたちは奥の小川の辺りに再び出現しました。この頃から周りの鳥見も気づき始め、あっという間にカメラの列ができました。こうなると被らない位置に移動しながら撮影するのが困難になるので、先に撮っておいた甲斐がありました。だんだんと近づいてきましたが、一回目よりは遠いところで採餌していました。羽を伸ばしたり、上空の猛禽を警戒したりと、いろいろな行動が観察できました。2羽は体色に濃淡の差がありましたが、基本的に雄雌同色なので、これが雌雄の差なのかは分かりません。成幼の差なのかもしれません。番とかペアって言ってる人が多いですが、仮に雄雌だとしても、番の形成時期では無いので、単なる小群です。アオシギは朝から昼までずーと奥にいて、オオアカハラやシメは相変わらず落ち葉をガサガサしていました。
 
6 01/11 湖北
(滋賀県)
6:30~12:00
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオヒシクイ、ハクガン、サカツラガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、オオワシ、ノスリ、オオバン、ケリ、タゲリ、イソシギ、キジバト、カワラバト、カワセミ(C)、アカゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、トラツグミ、ツグミ、ウグイス、ホオジロ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=54種
Memo いよいよ最終日ですが、目的の鳥を全部見てしまったので、今日は何をすればいいのかよく分かりません。とりあえずセンター前でガンたちの様子を見ることにしました。ハクガン、サカツラガン共にハクチョウの群れに混じっていましたが、今日は群れが遠いところにいました。しばらく見ていると左へ左へ移動し始めたので、そろそろ田んぼに行く頃かと思い、田んぼを周りました。しかし降りているハクチョウの群れにはガンは混じっておらず、2日ぶりに山本山の主に会いに行きました。今日の主は松の木の中にとまっていて、白い尾だけ見えているような状態でしたので、写真にはならず、周りにいたケリを撮りました。初日から思っていましたが湖北はケリが異常に多いです。どこへ行ってもケレケレうるさいです。オオワシがダメそうだったので、再び田んぼに戻ると、サカツラガンが混じっている群れを見つけました。三日連続サカツラを見ているとだんだん有り難味が無くなってきますが、世界的希少種です。その後はハクガンを探しに行きました。しばらくして雪の上にいるハクチョウの群れを発見、嬉しいことにハクガンも一緒です。「雪の上の白雁」が撮れます。雪の上ではみごとな保護色になるハクガンの体色ですが、幼鳥の褐色の混じった体色はより保護効果を高めていました。成鳥の体だと白色が反射しすぎて逆に目立つのでしょう。しばらく撮影して、奥へ行ってしまったので、ガンの観察をやめ、最後にカモを見に行きました。昨日のポイントではないので、さすがにあの鳥は見られませんでしたが、松林でトラツグミに会うことができました。寅年の今年の初遠征を寅鶫で〆ることができて良かったです。この遠征の結果、今年のイヤーリストは今年が始まって11日目で100種を突破しました。
 
5 01/10 湖北他
(滋賀県)
6:30~17:00
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ヘラサギ、オオヒシクイ、ハクガン、サカツラガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、アカハシハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ウミアイサ、カワアイサ、トビ、チュウヒ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、オオバン、イカルチドリ、ケリ、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=52種 (LL2種)
Memo ザーザーと嫌な音、今日は生憎の雨です。昨日も朝は降っていたのですが、小降りで雪になったりしていました。しかし今日は結構な本降りです。センター前に明け方に到着し、明るくなるのを待ちます。7時前、ようやく明るくなってきたところでハクチョウの群れを確認すると、やったーハクガンがいました。まあ昨日見れなかったのがおかしいのです。ハクガンは鳥見を始めて以来見てみたい鳥でしたが、なかなかその機会に恵まれませんでした。ようやく観察することができて、嬉しさも一入でした。しかもこの個体は幼鳥です。なので雨覆とかは最高に綺麗なのです。それなのに嘴はピンク色をしています。成鳥と幼鳥の両方の良い点をくっつけた理想的な個体です。しかも翼を広げると次列風切まで黒い、素晴らしい。このままアオハクガンになってくれませんかね。サカツラガンもいました。雨も止み、晴れてきたらガンたちがいなくなったので、田んぼを捜索しました。すると、昨日サカツラがいた近くの田んぼにハクチョウの群れを発見、しかしサカツラだけでした。昨日と群れが同じなんでしょうね。その後も捜索を続けていると、別の群れを発見、慎重に探すと、いましたハクガン。だんだんと近づいてきて、昨日のサカツラまではいかないものの、近距離で撮影できました。ハクガンが遠ざかったところで、運が試されるあの鳥を探しに、比較的見やすいというポイントへ移動しました。何箇所かポイントがあるので順番に探していきます。1箇所目、カモ群の中を注意深く探すものの、いない。2箇所目、やっぱり、いない。そして3箇所目、まあここもダメだろう、アカハシハジロなんているわけな....いーーーーーたーーーーーー!!。しかも雄。あれっ今年は雌じゃなかったの。そんな事を気にしている場合じゃありません。ちょっと遠い。そんな事も気にしている場合じゃありません。パニックになりながら撮影しましたが、数分で飛んでしまいました。着くのがあとちょっと遅れたら見れなかった、運が良かったです。証拠写真の出来ですが、もともと見れても遠いと聞いていたので、良く撮れた方です。あの赤い嘴は強烈です。というか全身から発せられるオーラが違います。その後飛んだ方を探しましたが見つからず、相当沖に行ったようでした。今日は最高の鳥見でした。
351
4 01/09 湖北
(滋賀県)
6:00~17:00
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ヘラサギ、ヒシクイ、オオヒシクイ、サカツラガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、オオワシ、ノスリ、オオバン、ケリ、タゲリ、タシギ、ユリカモメ、カモメ、カワセミ、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス(C)、ホオジロ、カシラダカ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
=50種 (LL1種)
Memo 去年の暮れのこと、安曇野にサカツラガンがやって来たと聞いて行ってみましたが、そこで言われた言葉は、「もう琵琶湖行っちゃったよ」。ってことで琵琶湖に行ってきました。ハクガンとアカハシハジロも付いてくるお得なプランです。湖北に到着したのは朝の6時頃でしたが、まだ辺りは真っ暗で何も見えませんでした。だんだん明るくなってきたので、とりあえずセンター前のハクチョウの群れを見てみることにしました。するといきなりサカツラガンがいらっしゃいました。呆気なく見られましたが、距離があります。しかし日本産ガン類で最大の巨体は遠くからでも貫禄がありました。初めて見る感じがしないのは、きっとシナガチョウのせいでしょう。ついにコブがないサカツラガンが見れた、という喜びが大きかったです。近くにはアメリカコハクチョウが2羽いましたが、ここに来てまでアメコを見てたらもったいないので、ハクガンを探しました。が、見つかりません。そうこうしているとサカツラガンもいなくなりました。これは田んぼに行ったパターンだと思って、田んぼを探すと、ハクチョウの群れを発見、しかし混じっているのはサカツラガンだけでした。しばらく撮影しましたが、ハクガンが気になるので再度捜索するも見つからず、諦めて山本山に行きました。ここの主は5年前とほぼ変わらない位置の木に悠々ととまり、下界を見渡していました。カラスがやってきても翼の一振りで追い払う威厳は圧巻でした。その後、サカツラに戻ってみると、結構近くに来てきたので、また撮影しました。するとどんどん寄ってきて、デジスコじゃ入りきりませんでした。さっきのアメコもいました。その後、ヘラサギが来ているという池に寄ると、いましたいました。しかも、嘴の先が黄色い成鳥ではありませんか。今までヘラサギ類は何個体か見てきましたが、成鳥は初めてです。しばらく観察した後センター前でねぐら入りを待ちましたが、結局ハクガンは現れず、沖のカモ群を懸命に探すも赤い嘴はいませんでした。でもサカツラガンが大サービスで満足した一日でした。明日に期待です。
349
3 01/06 泉の森
(神奈川県)
8:00~12:30
カイツブリ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、アメリカヒドリ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、バン、オオバン、キジバト、カワセミ、コゲラ(C)、ハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、カケス(C)、オナガ、ハシブトガラス
=32種
Memo 別に去年の暮れに行っても良かったけれど、どうせならイヤーリストにしたかったので、今年にしました。池はカモ類が2ヶ月前より増えていましたが、ヨシガモやハシビロガモなど期待した鳥は見られず、すぐにアメリカヒドリの撮影に入りました。肩羽や下尾筒にあったエクリプス羽はすっかりなくなり、綺麗な冬羽(夏羽?)になっていました。カモ類は冬に夏羽になるというお話でしたが、最近やっぱりこれは冬羽だとかなんとかで、ややこしくなりつつあります。頭の緑色が後頭で薄くなっているのが残念ですが、そこ以外は綺麗でした。ヒドリガモの群れと一緒に行動していましたが、一羽だけホシハジロも加わっていました。アメヒが混じった群れは移動性が高く、池の端と端を行ったり来たりするはめになりました。まだ小さい池だからいいですが、琵琶湖とかでやられたら終わりです。その後アメリカヒドリがヨシの中で休憩し始めたので、園内を歩いていると、カメラマンが大量にいたので何かと思いましたが、ルリビとサザイがいるということでした。いずれもイヤーですからしばらく待っていました。サザイは時々、ルリビはたまに出てきますが、ルリビは撮る気が起きなかったのでサザイだけ撮りました。その後は近くにいたカシラダカを観察して帰りました。
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2 01/05 横浜市
(神奈川県)
7:00~15:15
コサギ、コジュケイ、クイナ、ヤマシギ、タシギ、アオシギ、キジバト、カワラバト、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、オオアカハラ、ツグミ、エナガ、ヤマガラ、ウグイス(C)、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、シメ、スズメ(C)、ムクドリ、ハシブトガラス
=28種
Memo 昨日は60人もいたらしいですが、今日はさすがに人は少ないだろうと思って、県内の公園へ行きました。到着した時は誰もいなかったので、ラッキーと思って湿地にいるアオゲラ、アオシギを観察していると、だんだんと人が集まってきます。ほとんどヤマシギ狙いのようでした。しばらくしてクイナが出たというので移動すると、開けた湿地でのんびりと過ごすクイナの姿がありました。クイナの全身を撮るのは初めてなので嬉しかったです。一方ヤマシギは一向に出る気配が無く、撮る対象はアオシギやタシギ、オオアカハラが中心になりました。アオシギとタシギは距離的に近くもないし遠くもない微妙な位置で採餌していました。アオシギダンスはタシギにも伝染したようで一緒にやってましたが、やはりアオシギのアオシギダンスはベテランの風格がありました。オオアカハラは土手をガサガサしていましたが、時々シメも参加していました。お昼が過ぎたころになるとヤマシギ諦めムードが漂い始め、帰る人が多くなりました。僕はアオシギとタシギの羽づくろいなどを撮って時間を潰しましたが、だんだんと諦めムードが伝染してきました。そして遂に帰ろうと決心し、帰る前の最終チェックをしました。と、その時、奥の奥の奥辺りで何か茶色っぽいのが動いていました。慌てて確認するとヤマシギでした。しかしかなり奥だったので周りの人に教えても見つけられなかったみたいで、今日ヤマシギを見たのは僕だけ?ということになりました。帰った後のことは知りませんけど。このところ2連続でヤマシギを観察できていて、今までのヤマシギ不調が嘘のようです。
 
1 01/02 三番瀬
(千葉県)
7:45~13:30
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、コクガン、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、ビロードキンクロ、ウミアイサ、ノスリ、オオバン、ミヤコドリ、ハジロコチドリ、シロチドリ、ダイゼン、ハマシギ、ミユビシギ、ダイシャクシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ズグロカモメ、カワラバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、シロハラ(C)、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
=34種
Memo 初詣は神社や寺院へ行くのが一般的ですが、僕は一般的では無いので、三番瀬に行きました。今年もイヤーリストとの戦いがすでに始まっているのです。しかも去年の記録がなかなかだったので、年始からがんばらないといけません。たった10日ぶりのコクガンでもイヤーリストになります。今日のコクガンはいつもシノリガモがいる位置に陣取り、大きさにものを言わせてスズガモを蹴散らしながら歩いている姿が見られました。しばらく泳ぐ気配がありませんでしたが、ようやく泳ぎ出したかと思うと向かった先は沖でした。その沖にはいつも通りビロキンが寝ていて、こっちに来そうもなかったので、現れ始めた干潟を探索することにしました。ズグロカモメは干潟全体を自由に飛び回っているのでほっといて、ハジコチやミヤコドリなどを観察しました。そうこうしているとズグロカモメが近くに降りてくれたので撮りました。しばらく観察した後堤防の方を見てみるとたくさん人が集まっていたので、戻ってきたパターンだと思って行ったらその通りでした。が、今度は飛び立ってしまい、堤防を越えて網で囲まれた海へ降りました。これでは10日前と同じではないかとがっかりしながら、ダイシャクシギや近づいてきたビロキンを仕方なく撮りました。多分この間に近づいてきたのでしょう。ふと振り返ると目の前にいました。これで10日前より良い写真が撮れます。アオサばっかり食べていましたが、大好きというよりそれしか餌がないんでしょう。他にはアマモ、マコモ、イワノリも食べるようですが草であの体を維持してるのは凄いです。たんぱく質はどうしているだ。それと、この個体は首輪に黒斑があるから成鳥と思っていましたが、羽縁あるから幼鳥ですね。
 
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