鳥見旅行記 [2006年 石垣島]

旅行期間:2006年8月12日〜8月19日 (中学1年)

米原ビーチ カンムリワシ家族旅行で石垣島に行きました。始めての沖縄です。もちろん、僕にとっては鳥見が目的ですが、サンゴ礁での海でのシュノーケリングももうひとつの目的で、色々な魚を見てきました。旅行期間中は、台風の心配もなくずっと良い天気でとにかく暑く、父が運転するレンタカーで鳥見ポイントを移動しながら、そのポイント周辺で鳥見をして汗だくでデジスコで写真を撮りながら、また車に戻るというようなスタイルで鳥見をしました。
夏の時期ということもあって、最初は多くの鳥が観察できないかもしれないと思っていましたが、初見の鳥12種を含め50種類の野鳥が見られることができて、とても満足することができました。

8月12日(土)

石垣空港 ■出発〜石垣島へ
5時に家を出発し、羽田空港直行のバスを利用して羽田空港に行きました。今回の荷物は、僕と父のカメラ機材に加え、家族分のシュノーケリング機材など大荷物となったので、前日に羽田空港の大型コインロッカーに預けていました。その為、早朝の出発でしたが楽に空港まで行けました。8時発ANA121便で那覇空港へ向かいました。約二時間半の空の旅で10時半に那覇空港へ到着しました。石垣島直行便が取れず、また那覇空港での待ち時間も長かったので、空港で昼食を食べたあと鳥見をしようということになりました。空港のロビーから海が見えますが、海までが遠く、鳥見ができる様子ではなかったので、空港の外に出ることにしました。空港から連絡通路で繋がっているモノレールの駅の裏に緑地が見えたのでそちらの方へ行くことにしました。そこは自衛隊那覇駐屯基地で、そこの林にシロガシラが数羽とまっていました。三脚は石垣空港まで預けていたためデジスコでの撮影はできませんでしたが、今回の旅行であっさり初めての鳥が見られました。そのあと、13時発石垣空港行きANA1767便に搭乗しました。今度は短い距離なので一時間後の14時に着きました。レンタカーを借りて、今日宿泊する川平湾近くの民宿まで向かいました。
観察した鳥:
タイワンシロガシラ(亜)、ツバメ

新川川河口 ■新川川河口〜アンパル(15:00〜16:00)
民宿へ向かう途中、あらかじめ調べておいた鳥見ポイントを下見で周りました。まず新川川河口(右写真)へ行きました。河口には干潟が出ていて、たくさんのアジサシ類やシギチが降りていました。コアジサシの群れに混じって、クロハラアジサシが何羽か降りていました。シギチでは、アオアシシギやキョウジョシギがたくさん歩いていて、オオメダイチドリやシロチドリもいました。オオメダイチドリは初めて見る鳥です。シロチドリが並ぶと、大きさの違いがよく分かりました。この新川川河口は漁港まで入れるので、そこに車を停めると観察しやすいです。堤防が河口の周りをかこんでいるため、人が見えづらく、近くにいる鳥でも脅かさずに観察ができます。また、新川川河口は、近くに大型駐車場があるコンビニがあり、他の鳥見ポイントの中心に位置するので、これからの鳥見の拠点にもなりました。
そのあと新川川河口の近くにある平田原水田へ行きました。車から水田を見ていると、初見のムラサキサギを発見したので、農道の脇に車を停めて、撮影しました。ムラサキサギ以外にも何かいるかもしれないと思い辺りを探すと、バンがたくさんいました。しばらくみているとバンとは少しちがった鳥が水たまりに出てきました。まだ若いようでしたがシロハラクイナでした。また初めての鳥が見られました。すぐに草むらに隠れてしまいましたが、何枚か写真が撮れました。そこから石垣ダムに移動し、鳥見をしました。湖面すれすれをアカショウビンが飛んでいましたが、その他はカルガモとヒヨドリだけで鳥数は多くありませんでした。最後にアンパルに行きましたが、こちらも鳥数が少なく、ミサゴ1羽だけでした。それでも初日で初見の鳥が5種だったので幸先が良いスタートとなりました。
観察した鳥:
〔新川川河口〕アオサギ、オオメダイチドリ、キョウジョシギ、アオアシシギ、クロハラアジサシ、コアジサシ
〔平田原水田〕アオサギ、ムラサキサギシロハラクイナ、リュウキュウキジバト(亜)
〔石垣ダム〕カルガモ、リュウキュウアカショウビン(亜)、リュウキュウヒヨドリ(亜)
〔アンパル干潟〕ミサゴ

シロハラクイナ(デジスコ)

ムラサキサギ(デジスコ)

ムラサキサギ(EOS)

アオサギ(EOS)

8月13日(日)

シーラ水田 ■新川川河口〜シーラ水田(6:15〜8:00)
朝食前に早朝鳥見をしました。早朝鳥見と言っても、日の出時間は6時15分頃で、明るくなるのが遅いのでそれほど早起きをしなくてすむので楽です。今回は、まず新川川河口まで行き県道79号線沿いにある鳥見ポイントを宿のある川平まで戻るコースです。
新川川河口は今日も干潟が出ていて、アジサシ類やシギチ類がいました。昨日のオオメダイチドリがまた見られました。アジサシ類も干潟の先端に昨日を同じように集まっていました。
そのあと、県道79号線の新川とアンパルの中間あたりにある湧川原緑地へ行きました。そこではシロハラクイナが盛んに鳴いていました。サトウキビ畑の端に出てきたところを一度だけ確認しましたが、そのあとは奥の方にもってある土の上を歩くのが見られる程度で写真は撮れませんでした。シロガシラが2羽で電線にとまっているところも観察できました。ここら辺でカンムリワシを見たという情報があったので探しましたが、見つかりませんでした。
そのあと、県道79号線を戻りアンパルの北側に位置するシーラ水田(右写真)へ行きました。水田にはイソシギが多く、尾を振って歩いていました。農道をシロハラクイナが横断したところを2回確認しました。水田の隣は水が張っていない乾田になっていて、サトウキビ畑がありました。そのサトウキビ畑の根元に大型の鳥が降りているのを見つけ、スコープで確認するとなかなか見られなかったカンムリワシでした。農道を歩きながら少しずつ近づいて撮影しました。しばらくすると奥の林へ飛んでいってしまいましたが、撮った写真を確認しているうちに2羽になって戻ってきました。今度はしばらくじっとしていました。最初は2羽が少し離れていましたが、飛んで来て近づいてきました。飛翔写真も撮ることができました。朝食の時間が近づいてきたので、戻ろうとシーラ水田を後にして車で移動したところ、県道沿いの電信柱にカンムリワシがとまっているのを見つけ、急いで車を降りてデジスコで撮影しました。父がカンムリワシが止まっている電信柱に近づいて撮影しても意外と警戒心が薄く逃げませんでした。その後、飛び立ったカンムリワシは僕の目の前の電信柱に止まり、スコープを取り付けない手持ちのデジカメ(右端写真)だけでも撮影できるほど至近距離で観察できました。
観察した鳥:
〔新川川河口〕オオメダイチドリ、クロハラアジサシ、コアジサシ
〔湧川原緑地〕ゴイサギ、シロハラクイナ、バン、シロガシラ、セッカ
〔シーラ水田〕ゴイサギ、カンムリワシ、シロハラクイナ、バン、イソシギ

カンムリワシ(デジスコ)

カンムリワシ(デジスコ)

イカルチドリ(EOS)

カンムリワシ(EOS)

カンムリワシ(デジカメ)

ハマサンゴ ■米原ビーチでシュノーケリング(9:15〜12:00)
朝食の後、米原ビーチでシュノーケリングをしました。浅瀬でも魚が多く見られました。沖に行くほど多くなり、ハマサンゴ(右写真)にはクロソラスズメダイがたくさん泳いでいて、近寄ってきました。デバスズメダイも群れで周りを泳いでいて、近くへ行ってもあまり逃げませんでした。枝サンゴに、ミスジチョウチヨウウオ、フウライチョウチョウウオなどのチョウチョウウオ類やカワハギ、ヒフキアイゴ、その他にも多くの魚が見られました。時々サギ類が海上を通過することもありました。水中写真で使ったデジカメは、水中ハウジングをつけたCASIOのEX-Z1000です。
観察した鳥:シラサギ(種類は不明ですが、多分クロサギ白色型だと思います。) 
観察した魚:クロソラスズメダイ、デバスズメダイ、ルリスズメダイ、ミスジチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、ヒフキアイゴなど

ミスジチョウチョウウオ

フウライチョウチョウウオ

ヒフキアイゴ

クロソラスズメダイ

デバスズメダイ

浦田原水田 ■バンナ公園〜シーラ水田(14:45〜18:30)
午後は、石垣島南部をドライブしながら鳥見もしました。バンナ公園にある展望台へ行きました。カンムリワシの卵の形をしている渡り鳥観察小屋からは、ヒヨドリやツバメが飛んでいるのが見られました。そのあと前日に行った石垣ダムで再びアカショウビンが見られるかと思いましたがダメでした。そのあと大浜海岸によりました。海岸に降りて観察しようとしましたが、犬が吠えて追いかけてきたため、海岸からの観察を断念し、道からの観察になりました。岩場にはクロサギの黒色型がいました。
そのあと、母がサザンゲートブリッジを通ってみたいと言ったため石垣港近くのその橋を渡りました。その先にある小さな島にはイソヒヨドリがいました。そのあと新川川河口へ行き、干潟に降りているシギチ類やアジサシ類を観察しました。しばらく観察していると干潟に2羽、カモメ大のアジサシ系の鳥が降りてきました。スコープで確認すると初見の鳥であるオオアジサシでした。遠くだったので陽炎の影響を受け、ボケた写真になってしまいましたが、撮ることができました。
そのあとバンナ岳北側の名蔵よりにある浦田原水田(右写真は、渡り鳥観察小屋から見る浦田原水田)へ行きました。チュウサギやシロハラクイナを観察していると、水田で採餌しているゴイサギ系の鳥を発見しました。最初は種類が分かりませんでしたが、飛んだ時翼が白かったのでアカガシラサギの冬羽であると分かりました。その後、県道79号線を通って宿のある川平方面へ向かいました。シーラ水田付近の県道脇の電信柱に、またカンムリワシがとまっていました。
観察した鳥:
〔バンナ公園〕ツバメ、シロガシラ、リュウキュウヒヨドリ(亜)、オサハシブトガラス(亜)
〔大浜海岸〕コサギ、クロサギ、キョウジョシギ、セイタカシギ
〔石垣港〕イソヒヨドリ
〔新川川河口〕オオアジサシ、クロハラアジサシ、コアジサシ、シロチドリ、オオメダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ
〔浦田原水田〕アカガシラサギ、チュウサギ、シロハラクイナ、バン、
〔シーラ水田〕カンムリワシ

シロガシラ(デジスコ)

オオアジサシ(デジスコ)

アカガシラサギ(デジスコ)

アカガシラサギ(EOS)

ヤエヤマオオコウモリ ■川平公園(20:00:〜20:30)
宿の方に川平湾がライトアップされていることを教えていただいたので、夕飯の後行ってみると、川平公園の林からコホッ、コホッ、というセレベスコノハズクの声が聞こえてきました。ライトアップを少し見てから、ライトを取りに宿に戻り再び川平公園へ行きました。今度は少し奥からセレベスコノハズクの声が聞こえてきました。ライトの光を頼りに探していると、細い枝にとまっていました。すぐに飛んでいってしまいましたが、見ることができて良かったです。それからも探しましたが、その後は確認することができず、宿へ戻ろうと歩いていました。すると夜空から大きな羽音が聞こえ、見上げると大きな鳥のような生き物が飛んでいました。ライトを当て、見てみるとヤエヤマオオコウモリという大型のコウモリでした。そのあと宿へ戻ると、宿の方にヤエヤマオオコウモリがよくいるというポイントまで案内していただき、そこでも見られました。
観察した鳥:
セレベスコノハズク
観察した生き物:
ヤエヤマオオコウモリ

8月14日(月)

平田原水田 ■新川川河口〜平田原水田(6:00:〜8:00)
二回目の早朝鳥見で、まず新川川河口へ行きました。干潟にはいつも通りオオメダイチドリやキョウジョシギなどのシギチがいました。オオアジサシをまだしっかり撮っていないので、オオアジサシを探していると、海上に飛んでいる1羽のオオアジサシを発見しました。双眼鏡で後を追っていると、石垣港の方へ飛んでいきました。そこで石垣港へ移動しました。石垣港にはオオアジサシが4〜5羽くらいいましたが、降りることはなくずっと周りを飛んでいたので、デジカメで飛翔姿を撮る事にしました。なかなかピントが合いませんでしたが、何枚か良い写真がありました。近くにはハシブトガラスがたくさん集まっていました。そのあと近くの平田原水田へ行きました。ムラサキサギが休んでいました。その奥の水たまりにはコチドリがたくさん降りていて採餌していました。その他にもバンの中にシロハラクイナが数羽混じっていました。
観察した鳥:
〔新川川河口〜石垣港〕アオサギ、シロチドリ、オオメダイチドリ、キョウジョシギ、アカアシシギ、オオアジサシ、ツバメ、オサハシブトガラス(亜)
〔平田原水田〕アオサギ、ムラサキサギ、シロハラクイナ、バン、コチドリ、リュウキュウキジバト(亜)

明石パラワールド ■島内一周観光(10:00:〜17:00)
朝食のあと、島内一周の観光をしながら鳥見をしました。川平から県道79号線を時計周りに北部方面へ行きました。まず吹通川のヒルギ群落へ行きました。ヒルギにハゼやヤドカリがたくさんいました。平久保の電線にハト大の大きさの鳥がとまっていました。双眼鏡で見てみると、ズアカアオバトでした。デジカメを出して窓越しに写真を撮りましたが、逆光で色がでていませんでした。そのあと島田紳介さんのお店「トムル工房」で石垣ビビンバを食べました。その後、明石パラワールド(右写真)、玉取展望台で景色を見た後、底原ダムに寄りましたが、鳥は一羽もいなく、アンパル方面へ向かいました。アンパルを過ぎ、御神崎へ行くと、ここにもズアカアオバトがいました。車を停めズアカアオバトを撮っていると、反対車線側の森からアカショウビンが飛び出し、また森へ入っていきました。一瞬でしたが今回の旅行で2回目の観察です。
観察した鳥:
〔平久保〕チュウダイズアカアオバト(亜)、リュウキュウヒヨドリ
〔御神崎〕カンムリワシ、チュウダイズアカアオバト(亜)、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウヒヨドリ

ズアカアオバト(デジスコ)

川平湾 ■川平公園(20:00:〜21:00)
まだセレベスコノハズクの写真を撮っていなかったので、ライトを持って川平公園周辺を歩きました。まずは公園近くの空き地から声が聞こえてきました。ライトで探すと斜めの枝にとまっていました。公園内へ入るとまた声が聞こえてきましたが、かなり高いところで鳴いていたので、ライトを当てながら探しても見つかりませんでした。今度はまた別の場所から聞こえてきたので、そこに行ってみました。そこには高い木が一本だけ立っていました。声は間違いなくこの木から聞こえてくるので、この木を念入りに探しましたが見つかりませんでした。流れ星は見られましたが、セレベスコノハズクは見られず、あきらめてオオコウモリの場所へ移動しました。しかしオオコウモリも見つからなかったので宿に戻ろうと歩き始めました。十字路になっている所を通ろうとすると左の道から声が聞こえました。ためしに行ってみると、なんと電線にとまっていました。すぐに電線から電信柱に移りました。父が手持ちで一眼デジカメで撮りました。
観察した鳥:
セレベスコノハズク

セレベスコノハズク(EOS)

8月15日(火)

米原ビーチ ■米原ビーチでシュノーケリング(10:00〜15:00)
今日は一日シュノーケリングを米原ビーチでしました。一昨日よりも透明度がよく、浅瀬に小魚がたくさんいて、サヨリも見られました。しばらく浅瀬で泳いだあと、深いところへ行ってみました。深いところでは、ハマサンゴの周りをクロソラスズメダイ、デバスズメダイなどが群れで泳いでいました。クロソラスズメダイは近寄ってきます。ウミヘビも発見しました。しばらく泳いでいると母がクマノミを発見したというので、その場所へ行ってみました。でも見つけた場所にはもういなくなっていました。周りを探しましたが見つからず、あきらめて帰ろうとした時、足元にいるクマノミを発見しました。サンゴ礁の中に一箇所だけあるイソギンチャクの近くにいました。親子のようで、親はイソギンチャクから離れますが、子はあまり離れませんでした。シュノーケリングの後、旅行の後半の宿となる石垣市街地にあるホテルに向かいました。
観察した魚:
クマノミ、クロソラスズメダイ、デバスズメダイなどのスズメダイ類、サヨリ、ダツ、トゲチョウチョウウオ、ウミヘビ、ツノダシ、ヒメアイゴ、ヒレナガハギ、ハゼ類など

ツノダシ

ヒメアイゴ

ヒレナガハギ

オグロトラギス

クマノミ

8月16日(水)

新川川河口 ■新川川河口〜平田原水田(6:00:〜7:00)
早朝鳥見で、まず新川川河口へ行きました。いつもの漁港からアジサシ類やシギチ類を観察しました。今までは漁港側から観察していましたが、河口の反対側の岸にも堤防があり、車で行けるようなので移動し鳥見をしました。漁港よりもアジサシ類が近くなっていたので撮りました。イソヒヨドリは周りを飛び回っていました。電信柱やアンテナの上にとまってさえずっているところを撮影しました。キョウジョシギ、キアシシギもまだ今回の旅行で撮っていなかったので撮影しました。しばらく観察したあと平田原水田へ移動し観察しました。農道を通っていると前方をシロハラクイナの親子が横断しました。水田に入ったようなので稲の列の隙間からのぞいてみましたが、とても足が速く、すでにいなくなっていました。そのまま農道を通っていると水田の脇からサギが飛び出してきました。奥の方へ飛び、旋回して川の方へ行ってしまい、種類は特定できませんでしたが、ゴイサギ系の若鳥でした。他にもムラサキサギなどを観察しました。今日はシュノーケリングのツアーがあるので早めに鳥見を終わらせてホテルにもどりました。
観察した鳥:
アオサギ、ムラサキサギ、シロハラクイナ、オオメダイチドリ、シロチドリ、キアシシギ、アカアシシギ、キョウジョシギ、オオアジサシ、クロハラアジサシ
ツバメ、イソヒヨドリ、リュウキュウキジバト

キアシシギ(デジスコ)

キョウジョシギ(デジスコ)

イソヒヨドリ(デジスコ)

竹富島沖の航路標識 ■シュノーケリングツアー(9:00:〜16:30)
今日はシュノーケリングのツアーに行く日です。ホテルで朝食を済ませ、ロビーで待っていると、ツアー会社の人が車で向かえに来てくれました。ショップでウエットスーツのサイズを決めてから港へ行きました。船に乗り込み出発するとすぐにアジサシ類が飛んでいるのが見られました。船が結構揺れるので識別はできませんでしたが、後でツアーガイドさんに聞くとエリグロアジサシだと教えてくれました。「竹富南のドロップオフ」のポイントにつくと船がとまり、船上でウエットスーツとマスク・フィンを着け海に入りました。水中を見てみるとたくさんの魚がいました。ガイドさんが魚の種類を教えてくれました。アオリイカ、フエヤッコダイ、スズメダイ類などさまざまでした。一時間ほど泳いだ後再び船に乗り、竹富島へ向かいました。途中エリグロアジサシがいつもとまっているという航路標識(右写真)で船をとめてくれました。持ってきた双眼鏡で観察するとエリグロアジサシの他にベニアジサシも2羽混じっていました。竹富島に上陸し近くの東屋でガイドさんが用意した昼食を食べていると、東屋の屋根の隙間にスズメが巣を作っていました。そのあとは船で午前中とは別の、クマノミが見られるという「スカシテンジクダイの根」のポイントへ行きました。水中ではたくさんのスカシテンジクダイが泳いでいました。ウツボやツノダシを見ながら泳いでいるとガイドさんがハナクマノミを見つけて教えてくれました。2尾いました。大きい方が雌で、小さい方が雄だそうです。そのあともしばらく泳ぐと今度はカクレクマノミを発見しました。親と子のようでイソギンチャクと一緒にいました。そのあと岩場の周りでフリータイムになりたくさんの魚を観察しました。クマノミやスカシテンジクダイ、スズメダイの仲間などがいました。
観察した鳥:
〔海上〕エリグロアジサシ、ベニアジサシ・〔竹富島〕スズメ
観察した魚:
クマノミ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、スカシテンジクダイ、ヨスジフエダイ、ホシゴンベ、クロソラスズメダイ、ツノダシ、ハゼ類、ニセゴイシウツボなど

スカシテンジクダイ

ハナクマノミ

カクレクマノミ

ヨスジフエダイ幼魚

ホシゴンベ

バンナ公園 ■バンナ公園(19:30〜19:45)
夕陽を見ようと、家族でバンナ岳展望台へ行ってみました。しかし、空は曇っていて夕陽が見られそうではなかったので、バンナ公園へ移動しました。これまで園内での鳥見をじっくりしていませんでした。、園内には車が通れる道があるので、下見として車で周りました。車から観察していると、園内Cゾーンにある展望台近くの休憩所付近でシロハラクイナが車の前を横断しました。ヒナもついてくるかもしれないと思い、周りを確認してみると休憩小屋の脇にサギ類と思われる鳥を発見しました。双眼鏡で見てみましたが、あたりが暗く色を確認できず直ぐには識別できませんでしたが、シルエットがゴイサギ系の鳥だったので、ズグロミゾゴイだと思いました。車から降りて、その鳥から見えないように休憩小屋の影から近づき、確認するとやはりズグロミゾゴイでした。しばらくすると休憩小屋の脇から遊具がある広場(右写真)へ出てきて、羽づくろいや翼を広げる行動を繰り返していました。辺りは薄暗く、写真がとれるか分かりませんでしたが、遊具の後ろでじっとしている時を狙って撮ってみました。それが左下の写真です。画面では荒く写っていましたが、撮ってみると意外ときれいに撮れていました。シャッタースピードが遅いため、動き始めると全く撮れませんでしたが、父が全体が写っている写真を撮っていました(右下写真)。しばらく撮影していましたが、父のカメラでも撮れないくらい暗くなったので、まだズグロミゾゴイはいましたが撮影をやめ、少し観察したあとホテルへ戻りました。
観察した鳥:
ズクロミゾゴイ、シロハラクイナ

ズグロミゾゴイ(デジスコ)

ズグロミゾゴイ(EOS)

8月17日(木)

浦田原水田 ■バンナ公園〜浦田原公園(6:00〜13:00)
早朝鳥見でまずバンナ公園へ行きました。園内のゲートが開くのは9時からで、それまで車は園内へ入れないため、駐車場に車を停めて歩いて観察することにしました。昨日のズグロミゾゴイのポイントや、Cゾーンの展望台周辺を観察しましたが、いるのはヒヨドリやキジバトだけで他にはあまりいませんでした。それから園内を一周して駐車場に戻り、車ですぐ近くの石垣ダムへ移動しました。石垣ダムの淵の草むらからシロハラクイナがヒナ一羽を連れて出てきました。しばらくは草むらから出たり入ったりで、写真を撮るチャンスはあまりありませんでした。でもまだシロハラクイナの良い写真を撮っていなかったため出てくるのを待つことにしました。しばらくすると親は草むらから出てきて、堤防に登り始めました。堤防の上は草むらが奥にあるだけで手前はひらけているので写真をたくさん撮りました。その後木に飛び移り、採餌していました。そのまま林の中に入ってしまったので、石垣ダムを後にしました。次に平田原水田へ移動しました。ムラサキサギのきれいな夏羽をまだ撮っていなかったので、探していると、2羽並んでいるのを発見し、さっそくデジスコで撮りました。そのあと浦田原水田へ移動しました。水田にはタカブシギが20羽ぐらい降りていました。その他にもムナグロやタシギ、セイタカシギなどのシギチが見られました。その後、母がアンパル近くにある宮良農園へ行きたいと言ったので行くことにしました。でもその農園は1時から営業なので、それまでまた鳥見をしました。浦田原水田を通っていると、車の上をリュウキュウヨシゴイの雄が通り過ぎました。水田に降りたようなので探してみました。しかし、草丈が高く発見できませんでした。
観察した鳥:
〔バンナ公園〕ゴイサギ、カルガモ、シロハラクイナ、リュウキュウキジバト(亜)、チュウダイズアカアオバト(亜)、キセキレイ、リュウキュウヒヨドリ(亜)、
リュウキュウハシブトガラス(亜)
〔平田原水田〕ムラサキサギ、アオサギ、バン、ツバメ
〔浦田原水田〕リュウキュウヨシゴイ、ゴイサギ、ムラサキサギ、アオサギ、チュウサギ、コサギ、バン、シロハラクイナ、コチドリ、ムナグロ、タカブシギ、
タシギ、セイタカシギ、リュウキュウキジバト(亜)、スズメ、リュウキュウハシブトガラス(亜)

シロハラクイナ(デジスコ)

ムラサキサギ(デジスコ)

タカブシギ(デジスコ)

セイタカシギ(デジスコ)

8月18日(金)

浦田原水田 ■浦田原水田〜新川川河口(7:00〜12:00)
5回目の早朝鳥見です。リュウキュウヨシゴイを期待して、昨日、飛翔姿を確認した浦田原水田へ行きました。リュウキュウヨシゴイがいるであろうと予想した水田の周りの道を車で通っていると、期待どおり脇から飛び出して少し離れた水田に降りました。近くに車をとめて稲の列の隙間をのぞいて探しましたが、降りたはずのところにはいませんでした。しばらく探していると、水田の端に赤茶色の鳥を見つけ、スコープで確認するとリュウキュウヨシゴイの雄でした。デジスコで撮ろうとすると動き始め、何枚か撮りましたた。その後すぐ草の影に隠れてしまいました。一瞬、水田に出てきましたが何処かへ飛んでしまいました。でもここで待てばまたやって来ると思い、周辺の水田を車で走りながら飛んでいないか探しました。農道を走っていると、また水田脇にいたリュウキュウヨシゴイが飛び出してきてサトウキビ畑の端に降りました。今度は雌でした。数枚撮影したところでサトウキビ畑の中に入ってしまいました。また、農道を走っているとサギ類が多く集まっている水田があったので観察しようとしたとき、林の上から何かが飛んできました。双眼鏡で確認するとリュウキュウヨシゴイの雄でした。畦道の草むらの影に降りたので車を停め、デジスコを取り出し探しました。隠れるのが上手く、すぐには見つけられませんでしたが草にまぎれてじっとしているところを発見しました。すぐにデジスコで撮りました。しばらく採餌したあとサトウキビ畑へ飛んでいきました。これで今日の目標を達成したので、新川川河口へ移動しました。干潟にクロサギの黒色型がいたので撮影しました。まだ若いようで餌取りに苦戦して何度も捕まえた魚を逃がしてしまっていました。その他、ダイサギやオオメダイチドリなど撮影しました。
観察した鳥:
〔浦田原水田〕ゴイサギ、リュウキュウヨシゴイ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、シロハラクイナ、タカブシギ、イソシギ、タシギ、リュウキュウキジバト、
シロガシラ、リュウキュウヒヨドリ、リュウキュウハシブトガラス
〔新川川河口〕ダイサギ、アオサギ、クロサギ、オオメダイチドリ、メダイチドリ、シロチドリ、キアシシギ、キョウジョシギ、クロハラアジサシ

リュウキュウヨシゴイ(デジスコ)

リュウキュウヨシゴイ(EOS)

シロハラクイナ(デジスコ)

シロハラクイナ(EOS)

アオサギ(デジスコ)

クロサギ(デジスコ)

クロサギ(EOS)

ダイサギ(デジスコ)

オオメダイチドリ(デジスコ)

オオメダイチドリ(EOS)

8月19日(土)

新川川河口 ■石垣島南部〜新川川河口(6:00〜8:30)
今日で石垣島鳥見旅行も最終日になりました。まだ見ていないミフウズラを期待して、バンナ岳東側から南側にあるサトウキビ畑を探すことにしました。周辺の農道を通りながらあちこち見てまわりましたが、畑の土が凸凹していて探しづらく、陽炎の影響もあり、残念ながら見られませんでした。その後、新川のサトウキビ畑を探していると、キジらしい鳥を見つけ撮影しました。しかし、キジは胸の辺りが緑色ですが、この鳥は茶色で羽色が異なっていました。図鑑を見てみると、コウライキジの羽色によく似ていました。でもコウライキジは白い首輪があるはずなのですが、この固体にはありませんでした。若鳥なのかと思いましたが、帰ってから祖父に確認すると、キジとの雑種である可能性が高いとのことでした。この固体はコウライキジとしておきますが、何かご意見がありましたらメールでお知らせ下さい。
観察した鳥:
コウライキジ、シロハラクイナ、リュウキュウキジバト、リュウキュウメジロ、シロガシラ、リュウキュウヒヨドリ、リュウキュウハシブトガラス
〔新川川河口〕アオサギ、クロサギ、オオメダイチドリ、メダイチドリ、シロチドリ、キアシシギ、クロハラアジサシ

コウライキジ(デジスコ)

リュウキュウメジロ(EOS)

■帰り
レンタカーを父が返してくる間にお土産屋さんでお土産を買った後、荷物を預けて、14時発のANA1767便に搭乗しました。那覇空港に15時に到着し、15時半発ANA130便に乗り換えて羽田空港へ。直行バス、電車を使って家へ帰りました。

主な鳥の観察場所

※今回の旅行でのことなので、時期によっては場所が変わったり、鳥が見られないことがあります。

種名 場所 その他
1リュウキュウヨシゴイ浦田原水田 水田に降りているのを探すのではなく、飛んで来るのを待っていた方が楽に見つけられます。降りた場所が分かっていても見つけるのは意外と難しいです。
2アカガシラサギ浦田原水田 一回しか見ていませんが、水田の端で採餌していました。冬羽でしたが、飛ぶと翼が真っ白なのですぐ分かります。
3ズグロミゾゴイバンナ公園 園内Cゾーンにある展望台付近の休憩広場で見ました。19:30頃までならぎりぎり写真が撮れます。
4ムラサキサギ平田原水田 日によって違いますが、多い時には、4〜5羽ぐらいいます。警戒心が強いのか、写真を撮ろうとすると飛んでしまいます。
5カンムリワシアンパル〜川平の県道79号線(シーラ水田) 僕はこの道路で何度も観察しています。注意して見てみると電線て電信柱にとまっています。警戒心が薄いのか、真下へ行っても逃げませんでした。
6シロハラクイナどこでも見られる この鳥は浦田原水田、平田原水田、バンナ公園、サトウキビ畑・・・などいろいろなところに出てくるので探す必要はないと思いますが、いざ写真を撮ろうとするとすぐに隠れてしまい、シャッターチャンスがなかなかありません。
7オオメダイチドリ新川川河口 干潟に数羽で降りています。シロチドリと並ぶとその大きさの違いがよく分かります。嘴が長く、足の色が薄いのが特徴です。
8クロハラアジサシ新川川河口 干潟によく降りています。遠いところにいると陽炎てなかなか良い写真が撮れません。
9オオアジサシ新川川河口・石垣港 新川川河口では干潟に降りたところを一度確認しただけですが、石垣港へ行くと3〜4羽で飛んでいます。一瞬カモメ類かと思うぐらい大きかったです。
10セレベスコノハズク川平公園 バンナ公園でも見られそうですが森なので探すのがたいへんです。川平公園ならそんなに広くないので探しやすいです。周辺の電線や柱にもとまって鳴いています。
11シロガシラどこでも見られる この鳥も、シロハラクイナ同様どこでも見られます。特に多いのは、水田や畑のの周りなどです。だいたい2〜5羽の群れでいました。

今回観察できた野鳥

リスト順/計50種類(亜種含む)・初めて見た鳥⇒12種類(太字

1リュウキュウヨシゴイ 11カルガモ 21ムナグロ 31クロハラアジサシ 41キセキレイ
2ズグロミゾゴイ 12カンムリワシ 22キョウジョシギ 32オオアジサシ 42シロガシラ
3ゴイサギ 13コウライキジ 23アカアシシギ 33ベニアジサシ 43タイワンシロガシラ
4アカガシラサギ 14シロハラクイナ 24アオアシシギ 34エリグロアジサシ 44リュウキュウヒヨドリ
5チュウサギ 15バン 25タカブシギ 35コアジサシ 45イソヒヨドリ
6ダイサギ 16コチドリ 26キアシシギ 36リュウキュウキジバト 46セッカ
7コサギ 17イカルチドリ 27イソシギ 37チュウダイズアカアオバト 47リュウキュウメジロ
8クロサギ 18シロチドリ 28ダイシャクシギ 38セレベスコノハズク 48スズメ
9アオサギ 19メダイチドリ 29タシギ 39リュウキュウアカショウビン 49オサハシブトガラス
10ムラサキサギ 20オオメダイチドリ 30セイタカシギ 40ツバメ 50リュウキュウハシブトガラス